TVアニメと映画において、最初はSG世界線にいたのに、何かをきっかけにSG世界線から別世界線に変動したと推測されるのだが、いったい何が原因・きっかけとなって変動したのかわからない。

それをここではまず最初に考察して、その結論からわかるリーディングシュタイナー(運命探知)の力の獲得の代償の大きさなどの、RSに関連して起こることを考察していきます。

SG世界線以外ではいろんな問題や不幸なことが起こり、その原因とその問題の表面的な解決方法や理由が、作中で説明されていたり作中でわかりやすい形で描写されています。

でもそういったわかりやすい表のモノは、全て『本当の裏のモノを覆い隠すためのフェイク』です。

ここでは本当の裏の原因や解決方法についても考察し、リーディングシュタイナー(運命探知)の力の正体とはいったい何なのかについて考察します。

なお、一般的に知られていて説明されているリーディングシュタイナーとは、別世界線で観測したことを世界線が移動しても完全に記憶できている能力のことで、デジャヴの延長にあるものと説明されています。

■略語の意味

RS=リーディングシュタイナー

SG=シュタインズゲート

SG’
=SG 世界線という呼称で呼ばれているが、タイムマシンと収束と変動幅がある世界線。SG世界線への出入り口となる世界線でSG世界線に最も近いが、わずかにず れている世界線。RS獲得の代償がRSの能力者本人に行き、SG以外からSG’に来たときは収束により岡部とクリスが秋葉原の道で必ず出会う。

SG’’
=SG世界線という呼称で呼ばれているが、タイムマシンと収束と変動幅がある世界線。SG世界線からわずかにずれている世界線。RSを新たに発現し獲得した代償がそのRSの能力者本人以外にいく。

■TVアニメや映画でSG世界線から別世界線に変動したきっかけは何か?

(1)世界線変動の経路

TVアニメと映画の世界線変動の経路は、以下のようになっている。

TV:SG → SG’ → β → α  → β → SG’ → SG
映画:SG → 途中略 →SG

参照:2000年前後にSG世界線からβ世界線へ

つまり、両方とも最初はSG世界線にいたのであるが、何かをきっかけにして別世界線にずれてしまっているのである。

(2)映画でSG世界線から別世界線にずれたときはいつか?

まずTVアニメでは、2000年前後にSG世界線からβ世界線に移動した時は、岡部にRSが発現したと同時にRSが発動して移動していることがわかっている。

それでこのTVアニメとの対称性から映画ではどのタイミングかを推測する。


TVアニメ :1話が始まる以前の時点でSG世界線からずれていた ⇔
映画 :映画の冒頭の時点でSG世界線からずれたかずれていた

TVアニメ :岡部がRSを発現したと同時に発熱してRSが発動して移動 ⇔
映画 :クリスがRSを発現したと同時にデジャヴを見て移動


というTVアニメとの対称性から、映画においてSG世界線からSG’世界線(SG世界線からわずかにずれた世界線だがSG世界線と呼ばれる世界線で、タイムマシンと収束と変動幅がある世界線)にずれたタイミングは、

「映画の冒頭で、クリスにRSが発現したと同時に、RSの力により夢の中でデジャヴを見ているとき」

と推測される。

すなわち、映画の冒頭で、クリスにRSが発現して夢の中でデジャヴを見ている時に、SG世界線から別世界線にずれたと推測される。

(3)SG世界線から別世界線に変動したきっかけ

以上から、TVアニメと映画での共通することの内容分析から

「岡部やクリスにRSの能力が発現したことがきっかけとなり
タイムマシンと収束と変動幅のないSG世界線から
タイムマシンと収束と変動幅のある別世界線に移動した」

という推測ができる。

この結論はSGの数式を導出する前の結論で、実際は以下のことがきっかけとなっている。


①SGの数式(TV:SG世界線→SG’世界線)
SGの数式(SG世界線→SG’世界線、Sa↑・Sb↑=0)
=( RS岡部(物質)+RS岡部(想い) )×G1
=( クリスと岡部が秋葉原で出会わない
 + RS岡部のSG世界線にないまゆりと親しくなりたいの想い )
× SG世界線の1999年12月14日直後の岡部自宅

②SGの数式(映画:SG世界線→SG’世界線)
SGの数式(SG世界線→SG’世界線、Sa↑・Sb↑=0)
=( RSクリス(物質)+RSクリス(想い) )×G1
=( クリスと岡部が秋葉原で出会わない
 + RSクリスのSG世界線にある岡部に会いたいの想い )
× SG世界線の2011年の7月25日直後のアメリカのクリス自宅


上のトリガー行為と想いにより、SG世界線からずれることになり、ずれると同時に岡部にRSが発現している。SG世界線からずれたから岡部にRSが発現しているのであって、RSが発現したからSG世界線からずれたのではない。

また、後々説明するが、RSはSG世界線からずれたときに、初めて発現したのではない。はるか以前の前世から保有し続けている力である。SG世界線にいるときは、「RSが封印」されているだけである。


■RSを発現した能力者とタイムマシンの関係

先ほどの結論から以下のことが言える。

「SG世界線から別世界線に移動したことにより、岡部やクリスにRSが発現し、未来においてタイムマシンが開発されることが確定した」

このことから、次のことが言える。

「シュタインズゲートにおいて、タイムマシンとRSの関係は切っても切り離せない関係にあり、RSを発現した能力者がいないとタイムマシンは開発されることは決してないが、RSを発現した能力者がいると少なくとも1回は必ずタイムマシンは開発される因果関係にある」

すなわち、

「タイムマシンが開発されるか否かは、RSを発現した能力者が現在いるかいないか、または過去にいたかいなかったかで決定される」

ということである。

RSの発現とタイムマシンの因果関係がこのような関係にある理由について考えると、以下の2点が考えられる。


①SG世界線に戻すために、タイムマシンが開発される。SG世界線に戻せるのは、世界線が動いても記憶を保持できるRSだけである。よって、RSの関係者によってのみタイムマシンが開発される。


②RSが発現したのに世界線が、タイムマシンがないSG世界線であり続けるならば、そもそもRSを発現しても全く意味をなさない。だから、RSが発現したと同時に世界線が変動してかつRSの力が発揮されて、タイムマシンが開発されないといけなくなる。

逆に、タイムマシンなどにより世界線の変動率や存在確率が変動してもRSの観測者がいないのならば、変動しても誰も観測・認識できないので意味がない。なので、タイムマシンがあるのならばRSの観測者が必要となるし、逆にタイムマシンがないのならばRSの観測者は必要となくなる。つまり、RSを発現している者がいないのならば、タイムマシンが作られる世界線にいる意味がないので、タイムマシンがないSG世界線にいるべきだとなる。


このような関係性から、RSの観測者とタイムマシンは切っても切れない関係にあり、RSの発現するとタイムマシンが必ず開発される運命にあるわけである。


■RSの力の獲得の代償

(1)全ての原因はRS

RSの想いとトリガー行為によりSG世界線から別世界線に変動したことで、RSを発現し獲得したことがわかった。

RSの想いとトリガー行為はSG世界線からずれるきっかけにすぎず、SG世界線以外で起こる「不幸量の大きさ」や「問題の大きさ」は、幸福量と不幸量の保存則から、「RSの獲得の代償」と「願った想いの内容の代償」として説明される。


不幸 = 不幸量の大きさ × 不幸が起こるきっかけ

不幸が起こるきっかけ = RSの想い+RSのトリガー行為

不幸量の大きさ = RSの獲得の代償 + RSの願った想いの内容の代償


上式より、「不幸や問題の全原因は全てRSにある」となる。

RSさえなければ全ての不幸は起こらないし、RSでなければ岡部やクリスの周囲で不幸は起こらないとなる。

よって、全ての問題の真の解決方法は、「RSをなくすこと」になる。が、後で説明するが、実際は「RSを封印」になっている。


【補足説明】

シュタインズゲートにおける一般的な収束の意味とは、「過去に原因があって未来に結果があるという因果関係を崩せないこと」である。因果関係に矛盾することができると世界線が変わる。なので原因は必ず過去にあるか別世界線にある。

ということは、因果の流れをさかのぼると全ての事象の原因の究明ができる。そして、さかのぼって究明していくと、大本の過去か別世界線の原因から未来のあらゆる結果が生じているという結論になる。

因果の流れ(収束からこの因果の流れは絶対に崩せない)
過去か別世界線の原因 → まゆり、クリス死亡 → 未来でタイムマシン開発など

①未来でタイムマシン開発などの結果が起こる原因は、それより過去のまゆりやクリス死亡が原因。
②まゆりやクリス死亡の結果が起こる原因は、それより過去や別世界線の出来事が原因。
以下、大本の過去か別世界線の原因にまで行き着く。

過去に原因があって未来に結果があるという因果関係を崩せないということは、因果の流れを順番にさかのぼっていくことができて、最終的に大本の過去か別世界線の原因から未来のあらゆる結果が起こっているという結論にたどり着く。

具体的には以下である。

①β世界線だけの因果の流れ
RS獲得とその代償により岡部発熱
→岡部発熱治る代わりにクリス死亡
→クリス死亡により未来でタイムマシン開発競争や第三次世界大戦

②α世界線だけの因果の流れ
RS獲得とその代償により岡部発熱
→岡部発熱治る代わりにまゆり死亡
→まゆり死亡により未来でタイムマシン開発やディストピア

③別世界線も含めた因果の流れ
SG世界線でRSの想いとトリガーでSG’世界線へ
→RS獲得とその代償により岡部発熱
→β世界線に変動し岡部発熱治る代わりにクリス死亡
→β世界線でDメールでα世界線へ
→α世界線でクリスの変わりにまゆり死亡
・・・以下略

つまり、SG世界線からずれる前後に起こったことが因果の流れの大本になる。なので、RSの能力者の想い、トリガー、RS獲得の代償といったものが、SG世界線以外で起こる全ての事象の大本の原因なのである。すなわち、RSが全ての原因ということである。

なお、よくある間違いとして、例えばまゆり死亡の原因は、「その死亡を観測したから」とか、「世界線の収束が原因で死亡する」とか、「未来の結果のためには過去のまゆり死亡が必要」いうものがあります。

これは正確には「まゆり死亡を回避できない原因」について述べているのであって、「まゆりが死亡する原因」について述べているのではありません。ほとんどの人が死亡を回避できない原因を死亡原因と勘違いしています。

死亡原因には死亡を回避できない原因も含まれてしまうので誤解しやすいですが、死亡を回避できない原因には必ずしも死亡原因は含まれてないので気をつけてください。

正解:死亡を回避できない原因 ∈ 死亡原因
(死亡原因は、死亡を回避できない原因を含んでいる)

不正解:死亡原因 ∈(×) 死亡を回避できない原因
(死亡を回避できない原因は、死亡原因を必ずしも含んでいない)

(2)RSの力の獲得の代償が不幸量の大きさを決める

願った想いの内容は、「まゆりと親しくなりたい」や「岡部に会いたい」などで、極めてささやかな想いである。代償などというものが必要というほどのものではない。せいぜいそうするための労力程度が本来の代償である。

したがって、

「SG世界線以外で起こる不幸量の大きさは、RS獲得の代償」

として説明される。

不幸量の大きさ
= RSの獲得の代償 + 願った想いの内容の代償
≒ RSの獲得の代償

ということは、幸福量と不幸量の保存則から、全ての問題の原因(不幸量の内容)はRSの獲得の代償として説明される。

ここでは、RSの力を獲得したことによる代償について、幸福量と不幸量の保存則から考えていく。

【幸福量と不幸量の保存則】

幸福量 ⇔ 不幸量、 幸福量+不幸量=0、|幸福量| = |不幸量|


(3)同一世界線で比較した絶対的な幸福量と不幸量の保存則

【重要】|Sa(物質)|^2で寿命が変動する。大きいほど伸びて小さいほど縮む

参照:Steins;Gateの数式と導出される設定

①TVアニメ

・SG’世界線
岡部RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少(RS岡部重傷含む)

・β  世界線
岡部RS獲得 ⇔ 第3次世界大戦+クリス死亡+岡部死亡

・α  世界線
岡部RS獲得 ⇔ ディストピア +まゆり死亡+ダル死亡+クリス死亡+岡部死亡

SG’世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ 2010年8月に重傷を負う
β世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ クリス死亡
α世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ まゆり死亡


②映画

・SG’ 世界線
クリスRS獲得 ⇔ RSクリスの|Sa(物質)|^2が0.5減少
岡部 RS獲得 ⇔ RS 岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少

RSクリスの|Sa(物質)|^2が0.5減少戻る ⇔ 
RSクリスの|Sa(物質)|^2が0.5減少

・SG’’世界線
クリスRS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少でデジャヴ
岡部 RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少でデジャヴ

RS岡部の|Sa(物質)|^2が1減少で消失 ⇔ 岡部 RS獲得+クリスRS獲得

RSクリスの|Sa(物質)|^2が0.5減少戻る ⇔ 
RS岡部 の|Sa(物質)|^2が0.5減少


(4)別世界線と比較した不幸量の保存則

①TVアニメ

・SG’世界線 ⇔ β世界線
RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少(RS岡部重傷)
=第3次世界大戦+クリス死亡+岡部死亡

RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.1減少 = RS岡部重傷 = クリス死亡
RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.1減少 = RS岡部死亡
RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.3減少 = 第3次世界大戦

・β  世界線 ⇔ α世界線
第3次世界大戦+クリス死亡+岡部死亡=
ディストピア +まゆり死亡+ダル死亡+クリス死亡+岡部死亡

RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.1減少 = RS岡部死亡

第3次世界大戦 = ディストピア
α世界線のクリスの寿命-β世界線のクリスの寿命
=(β世界線のまゆりの寿命 - α世界線のまゆりの寿命)
+(β世界線のダル の寿命 - α世界線のダル の寿命)


②映画

SG ’世界線 ⇔ SG’’世界線

RSクリスの|Sa(物質)|^2が0.5減少=
RS 岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少


(5)映画の岡部とクリスの存在確率の変化

①岡部の存在確率の変化

岡部の存在確率 = 岡部の|Sa(記憶)|^2
存在確率A%  → |Sa(記憶)|^2=A/100

岡部の消失
= 岡部の存在確率100%
 +岡部RSの負荷       で存在確率が50%減少
 +岡部のRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少
= 岡部の存在確率100%
 +クリスのRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少
 +岡部 のRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少
= 岡部の存在確率0%

岡部RSの負荷
=RSを使用しタイムリープやタイムトラベルによる過去改変の代償
=クリスのRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少

岡部の復活
= 岡部の存在確率0%
 +クリスRSの負荷で存在確率が50%上昇
 +岡部 のRS封印で存在確率が50%上昇
= 岡部の存在確率0%
 +クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率が50%上昇
 +岡部 のRS封印        で存在確率が50%上昇
= 岡部の存在確率100%

クリスRSの負荷
=RSを使用しタイムリープやタイムトラベルによる過去改変の代償
=クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率が50%減少

②クリスの存在確率の変化

クリスの存在確率 = クリスの|Sa(記憶)|^2
存在確率A%  → |Sa(記憶)|^2=A/100

SG’’世界線の前半クリス
= クリスの存在確率100%
 +クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率50%減少
 +クリスのRS獲得の代償が岡部 にで存在確率50%上昇
= クリスの存在確率100%

SG’世界線の後半のクリス
= クリスの存在確率100%
 +クリスRSの負荷で存在確率50%減少
 +クリスのRS封印で存在確率50%上昇
= クリスの存在確率100%
 +クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率50%減少
 +クリスのRS封印        で存在確率50%上昇
= クリスの存在確率100%


(6)TVアニメの幸福量と不幸量の保存則の解説

・SG’世界線
岡部RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少(RS岡部重傷含む)

・β  世界線
岡部RS獲得 ⇔ 第3次世界大戦+クリス死亡+岡部死亡

・α  世界線
岡部RS獲得 ⇔ ディストピア +まゆり死亡+ダル死亡+クリス死亡+岡部死亡

2000年においては、クリスはまだRSを発現しておらず、圧倒的にRSありの岡部の方がクリスより存在価値が高い。なので、RSを持つ岡部の代償として、クリスを代償にしただけではまだ圧倒的に不幸量が足りず世界的な不幸が発生するわけである。

2000年での存在価値: RSあり岡部 >> RSなしクリス

もし、2000年の時点でクリスにRSがあると、RSあり岡部とRSありクリスは存在価値がほぼ等価となるので、ほぼクリスを犠牲するだけの代償ですみ、世界に大きな不幸が起こる代償は起きない。これが2011年に大変動が起こらず世界的な不幸が起こらなかった理由である。


(7)映画の幸福量と不幸量の保存則の解説

・SG’ 世界線
クリスRS獲得 ⇔ RSクリスの|Sa(物質)|^2が0.5減少でデジャヴ
岡部 RS獲得 ⇔ RS 岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少でデジャヴ

・SG’’世界線
クリスRS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少でデジャヴ
岡部 RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少でデジャヴ

2011年においては、岡部とクリスはRSを持っており、RSがある岡部とクリスは等価な存在なので、このような幸福量と不幸量の保存則が成立する。

2000年での存在価値: RSあり岡部 >> RSなしクリス
2011年での存在価値: RSあり岡部 ≒  RSありクリス

なので、2011年でのクリスのRS発現では、RSを持つ岡部を犠牲にすることで、世界的な不幸が発生せずにすみ、世界線が大きく変動しないですむ。


(8)RSの力の代償やRSの能力者の存在価値はすさまじく大きい

(3)と(4)より以下となる。

・SG’世界線
岡部RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少(RS岡部重傷含む)

・β  世界線
岡部RS獲得 ⇔ 第3次世界大戦+クリス死亡+岡部死亡

・α  世界線
岡部RS獲得 ⇔ ディストピア +まゆり死亡+ダル死亡+クリス死亡+岡部死亡


RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.3減少
= 第3次世界大戦 = ディストピア


つまるところ、RSを持つ岡部の存在確率がだいたい30%減少しないことの代償として、第3次世界大戦やSERNのディストピアが起こるということである。

それらの世界的な不幸の3倍ぐらいと等価な価値を持つぐらいに、RSを持つ岡部の存在価値は巨大なものであるわけである。

また、岡部の存在確率が50%減少するのはRSを獲得したことの代償であり、すなわち、RSを獲得した代償として第3次世界大戦やSERNのディストピアが起こるということである。

それぐらいRSの力はチートであり、とてつもない力があるということでもある。


(9)クリスとまゆりが死亡する根本的な原因

①岡部のRSの獲得の代償

・SG’世界線
岡部RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(物質)|^2が0.5減少(RS岡部重傷含む)

・β  世界線
岡部RS獲得 ⇔ 第3次世界大戦+クリス死亡+岡部死亡

・α  世界線
岡部RS獲得 ⇔ ディストピア +まゆり死亡+ダル死亡+クリス死亡+岡部死亡

②2000年でのSG→β

SG’世界線:RS岡部発熱治る ⇔ RS岡部重傷
β  世界線:RS岡部発熱治る ⇔ クリス死亡

β世界線の2000年の時点
・クリス = 前世や生まれる前の状態で岡部と深い関係にあった大事な存在
・まゆり = 岡部の友人であるが付き合いはまだ短い

参照:前世から映画までの世界線変動経路

岡部にとっての大事さ: クリス >> まゆり

(TVアニメ1話の全く見知らぬ美少女クリスと2010年のまゆりが等価な存在なので、2000年のまゆりは、2010年のまゆりほど岡部との付き合いは長くないから、2000年時点ではまゆりよりクリスの方が存在価値が大きい)

③2010年でのβ⇔α

β 世界線:RS岡部発熱治る ⇔ クリス死亡
α 世界線:RS岡部発熱治る ⇔ まゆり死亡

α世界線のクリスの寿命-β世界線のクリスの寿命
=(β世界線のまゆりの寿命 - α世界線のまゆりの寿命)
+(β世界線のダル の寿命 - α世界線のダル の寿命)

2034年死亡-2010年7月25日死亡
=(2036年以上生存-2010年8月死亡)
+(2036年以上生存-2033年  死亡)

クリスの24年の寿命 = まゆりの26年以上の寿命+ダルの3年以上の寿命

この関係式から、岡部にとってクリスの存在価値はまゆりよりも大きいことがわかる。

β世界線のTVアニメ1話(2010年)の時点
・クリス = 前世や生まれる前の状態で岡部と深い関係にあった大事な存在
・まゆり = 岡部が幼い頃からの大事な友人

岡部にとっての大事さ: クリス > まゆり


①~③より、クリスとまゆりが死亡する根本的な原因は、岡部にとってクリスとまゆりが大事な存在であり、2000年に岡部がRSを発現して獲得した代償として発熱し、さらにそれを治す代償として岡部にとって大事な存在の犠牲という不幸量が必要なことが根本的な原因である。

すなわち、クリスとまゆりが岡部にとって大事な存在でありかつ、岡部がRSの能力を獲得したことの代償が根本的な原因だといえる。

クリスとまゆりの死亡の根本的原因 
= 岡部がRSの能力を獲得した代償 & クリスとまゆりは岡部にとって大事な存在


(10)RSの負荷の正体

・SG’ 世界線
クリスRS獲得 ⇔ RSクリスの|Sa(記憶)|^2が0.5減少でデジャヴ
岡部 RS獲得 ⇔ RS 岡部の|Sa(記憶)|^2が0.5減少でデジャヴ

・SG’’世界線
クリスRS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(記憶)|^2が0.5減少でデジャヴ
岡部 RS獲得 ⇔ RS岡部の|Sa(記憶)|^2が0.5減少でデジャヴ

岡部の消失
= 岡部の存在確率100%
 +岡部RSの負荷       で存在確率が50%減少
 +岡部のRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少
= 岡部の存在確率100%
 +クリスのRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少
 +岡部 のRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少
= 岡部の存在確率0%

岡部RSの負荷
=RSを使用しタイムリープやタイムトラベルによる過去改変の代償
=クリスのRS獲得の代償が岡部にで存在確率が50%減少

クリスRSの負荷
=RSを使用しタイムリープやタイムトラベルによる過去改変の代償
=クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率が50%減少


以上より、RSの負荷とは、表向きの理由は過去改変した代償なのであるが、裏の理由はRS獲得の代償のことである。より具体的には、RSの力により特定の世界線以外では、RS獲得の代償が全部自分以外にいっていたのが本人にやってくることである。

ただし、RSの負荷による存在確率50%減少という「不幸量の大きさ」を決定しているのはRS獲得の代償だが、RSの負荷により存在確率が減少してデジャヴを見て消失という「不幸の内容」を決定しているのは、「RSを使用しタイムリープやタイムトラベルによる過去改変の代償」にある。

もう少し言い方を変えれば、「タイムリープやタイムトラベルにおいて1回の移動する時間を長くすると記憶が消失したり、存在そのものが消失するリスクがSGの数式から導かれる。タイムリープやタイムトラベルを多用した代償は描写されていない。だから、これを不幸量の内容・ネタにしよう」と、原作者が考えたわけである。

これは後付け設定なので、TVアニメではSG’世界線にたどりついて重傷は負っても、「存在確率が50%減少している描写はない」のである。

不幸のきっかけ = 想いとトリガー行為
不幸量の大きさ = RS獲得の代償
不幸の内容   = RSを使用しタイムリープとタイムトラベルによる過去改変の代償


以上から、RSの負荷の正体とは、RSを獲得した代償で存在確率が50%か100%減少させられることである。


(11)RS獲得の代償がRS本人に戻ってくるときの特殊事例

①SG’世界線にたどり着ける直前の世界線で、過去を変えずに結果や記憶を変えるときに、RS獲得の代償の半分がRS本人に戻ってくる。

・TV:β世界線で過去を変えずにクリスを助けると、発熱治るの代償の半分がクリスから岡部に行き重傷を負う。

・映画:SG’’世界線で過去を変えずに岡部にファーストキスをすると、存在確率50%減少のうちの半分である存在確率25%減少がクリスに行くことでクリスの存在確率が75%、岡部の存在確率が25%になり、二人ともバーチャルリアリティデジャヴを見る。


② ①の後にタイムマシンに乗って未来に行くと世界線が変動して、SG’世界線にたどり着くと同時に、タイムマシンが消滅しさらに代償のもう半分がやってくる。

・TV:β世界線でクリス救出後にタイムマシンで2010年8月21日に行くと、SG’世界線に行きタイムマシンが消滅し、さらに代償がもう半分やってくることでSG’世界線でも重傷を負って入院することになる。

・映画:SG’’世界線で岡部にファーストキスをした後にタイムマシンで2011年8月15日に行くと、SG’世界線に行きタイムマシンが消滅し、さらに代償がもう半分やってくることでSG’世界線では、クリスと岡部の存在確率が50%になる。


(12)SG世界線に行けた本当の理由 = RSの封印

岡部の復活
= 岡部の存在確率0%
 +クリスRSの負荷で存在確率が50%上昇
 +岡部 のRS封印で存在確率が50%上昇
= 岡部の存在確率0%
 +クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率が50%上昇
 +岡部 のRS封印        で存在確率が50%上昇
= 岡部の存在確率100%

SG’世界線の後半のクリス
= クリスの存在確率100%
 +クリスRSの負荷で存在確率50%減少
 +クリスのRS封印で存在確率50%上昇
= クリスの存在確率100%
 +クリスのRS獲得の代償がクリスにで存在確率50%減少
 +クリスのRS封印        で存在確率50%上昇
= クリスの存在確率100%


実は、2005年のクリスのファーストキスの過去改変だけでは、SG世界線に戻れない。ファーストキスの過去改変の代償は、RSの負荷の正体から、元々クリスのRS獲得の代償のことである。

だから、ファーストキスの過去改変だけでは、岡部とクリスの存在確率は、RSの獲得の代償により二人とも50%のままになる。

それが、映画のラストで二人ともR’世界線デジャヴを見ている理由である。

R’世界線のバーチャルリアリティデジャヴ
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2≒0

つまり、RSの獲得の代償により存在確率が50%になり、量子力学的な確率の波状態にある精神が、量子力学的トンネル効果により世界線の壁を越えてトンネルして別世界線に行き、二人ともR世界線のデジャヴを見ているのである。

RSの獲得の代償により存在確率が50%になったのだから、元のSG世界線に戻るには、RSを消失させてやれば代償により減らされていた存在確率が元に戻ることになる。

というわけで、SG世界線のデジャヴトリガーと同時に、RSが消失して存在確率が50%アップしてSG世界線へと戻っているわけである。

より正確には、岡部とクリスのSG世界線にある想いとSG世界線のデジャヴトリガーがきっかけとなって、RSが消失している。

SG世界線以外で起こるあらゆる現象や不幸の本当の原因(不幸量の大きさ)は、RSの獲得の代償だったのだから、根本的な問題の解決には、RSを消失させてやらないといけない。

RSを消失させてやることで初めて、全ての問題が解決し、幸福なシュタインズゲート世界線へとたどり着けるのである。

対称性から、2010年にSG世界線にたどり着けたのも、岡部のRSが消失したからである。

正確には、2010年にSG世界線にたどり着くときにRSを消失させた岡部が、再び2011年に発動していることから、実際は消失ではなく「封印」という形になっている。

過去を変えず結果や記憶だけ変えたことは、あくまで「RSの能力を封印させるための前段階の準備」にすぎない。

元々SG世界線からずれた原因は、想いにより世界線が動くときに、世界の悪意によって過去を変えずに結果や記憶を変えさせられたことであり、過去改変などではない。それとの反転対称性で、過去改変ではSG世界線には行けない。

だから、元に戻すには、反転対称性により過去にやってきたことを全部元に戻すために、過去を変えずに結果や記憶だけ変えるという作業が必要になる。映画ではさらにデジャヴをいくつも与えないといけない。

しかしながら、SG世界線からずれることでRSを獲得したのだから、それとの反転対称性によりRSを封印させない限り元のSG世界線に戻れないのである。

それで、まず「世界線や存在確率を変動することになった過去にやってきたこと、起きたことの反転対称性となる行動を起こす」ことで、SG世界線に戻る前段階が終了して『SG世界線に限りなく近いSG’世界線にまで戻る』のである。

SG’世界線 = SG世界線に限りなく近い世界線

そして、

「SG’世界線において、最後に岡部とクリスが秋葉原で出会いすれ違い少し会話することがトリガーとなって、RSが封印されて、SG世界線に戻ってくる」

のである。映画だけでなく、「TVアニメでも」この瞬間にSG世界線に戻ったのである。


【SG’世界線での岡部とクリスが出会うときの状態】

岡部とクリス の存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線

|Sa(物質)|^2≒0は、特定の場所だけに行くこと(存在すること)を意味しており、つまり秋葉原の道で岡部とクリスが出会う収束を意味している。


TVアニメでもこの瞬間にSGに戻ったと言える理由は、SGの数式から導かれる状態と、映画との対称性と、重傷を負うのはRS獲得の代償だから、重傷を負った世界線はSG以外でないといけないからだ。

これがトリガーになっている理由は、「前世のSG世界線で岡部とクリスが一緒に同時に死亡することで、SG’世界線にずれた」ことの反転対称性のためや、SG世界線に行くときに前世から何度も繰り返されてきたデジャヴだからと推測される。


以上から、SG世界線に戻れた本当の理由は、「前段階の行動をしてSG’世界線まで戻ってきてから、SG’世界線において岡部とクリスが秋葉原で出会うのがきっかけとなり、岡部やクリスのRSの能力が封印されたから」となる。


■タイムマシンや世界的不幸に関係する因果関係、収束

α世界線 = タイムマシンがセルンに独占されるという収束あり
β世界線 = タイムマシンが世界に公開されるという収束あり

α世界線 = 岡部は2010年から2036年を無限ループする収束あり
β世界線 = 岡部は2000年から2036年を無限ループする収束あり
参照:Steins;Gateの数式と導出される設定

α世界線:タイムマシンセルン独占 → クリス死亡+ダル死亡+まゆり死亡
β世界線:タイムマシン世界に公開 → クリス死亡

α世界線:ディストピア  + 岡部死亡 → 鈴羽がタイムマシンで過去へ
β世界線:第三次世界大戦 + 岡部死亡 → 鈴羽がタイムマシンで過去へ

α世界線でタイムマシンがセルンに独占される収束のために、ダルはタイムマシンが完成する前に死亡する。クリスはタイムマシンが完成した時点で必要でなくなるため死亡する。まゆりはタイムマシン開発のきっかけになるために死亡する。

α世界線の岡部は、鈴羽が未来からタイムマシンでやってくる2010年7月28日に、岡部の主観を戻すために2025年に死亡する。死亡したら岡部も未来からの情報で過去に主観を戻せる。鈴羽がタイムマシンで未来から過去にやってくるために、岡部が死亡した後の未来において世界的な不幸が起こる。

β世界線ではタイムマシンが世界に(中鉢により)公開される収束のために、タイムマシン理論完成とともにクリスが死亡する。しかし、タイムマシン開発のきっかけはまゆりからクリスに変わるためまゆりは死なない。タイムマシンは独占されないので、タイムマシンを完成させるダルも死ななくなる。

β世界線の岡部は、鈴羽が未来からタイムマシンでやってくる2000年に、岡部の主観を戻すために2025年に死亡する。鈴羽がタイムマシンで未来から過去にやってくるために、岡部が死亡した後の未来において第三次世界大戦という世界的な不幸が起こる。

しかしながらそもそもこれらの収束の原因は全て岡部のRS獲得の代償なので、結果的に根本的な原因は、「岡部のRS獲得の代償」となる。


タイムマシン開発のため必須の人物
=ダル がタイムマシンを開発する
+クリスがタイムマシンの理論を完成
+まゆり(α世界線)orクリス(β世界線)or岡部(SG’’世界線)がタイムマシンを作るきっかけになる
+RS岡部(TV)orRSクリス(映画)がいるかいたことでタイムマシンが開発される

なお、タイムマシン関係の因果関係は、強固な収束により守られていて、特にタイムマシンを作るきっかけの因果関係は絶対に変えられない収束がかかっている。

例:まゆりやクリスが死ぬのを観測したり、岡部消失を観測するまで収束によりそのことを鈴羽により教えられることはない。クリス救出に失敗しないとムービーメールを見られない。


■24話や25話で岡部にデジャヴが発生しなかった理由

映画での岡部のデジャヴは、原因はRSの負荷、きっかけはクリスが岡部と出会うことで発生しているが、SG世界線に移動した後の24話や25話で岡部とクリスが出会っても、岡部にデジャヴが発生していない。

この理由について説明する。

まず、RSの負荷の正体とは、RSを獲得した代償で存在確率が50%減少させられることである。存在確率が50%減少させられたことで、デジャヴを見ることになる。

しかしながら、SG世界線では岡部のRSは封印されており、RSの負荷によりデジャヴを見ることはない。SG世界線からずれると、岡部のRSの封印が解かれて岡部にもまたRSが発現する。

そして、映画の2011年8月前後でSG世界線からずれたのは、クリスの誕生日の7月25日の直後に、クリスに初めてRSが発現したからである。

従って、24話や25話で岡部にデジャヴが発生しなかった理由は、

「クリスにRSの能力が発現しておらず、SG世界線からSG’世界線にずれていなかったから」

ということになる。


■大分岐の年(1991、2000、2010)について

①1991年 
世界線変動 = SG’&R’→ SG’&R&R’→ SG’’&R→ SG’’
        → SG’’&R  →   SG’’
出来事   = RS岡部受精、RSクリス受精、RS岡部誕生、湾岸戦争(作中説明)

RSを持つ岡部とクリスが受精し、誕生してすぐにRSを封印されることの代償として世界線が何度も動き、まず世界線の大分岐の年になる。が、このときは岡部とクリスがRSを二人同時に発現しているので、映画のようにお互いのRSが影響を相殺しあっていてほとんど世界線の変動率は動かない。

②2000年
世界線変動 = SG’ → β
出来事   = 岡部のRS発現、2000年問題(作中説明)

想いとトリガーによりSG世界線からβ世界線に変動して、岡部がRSを発現しRSの力を獲得する。そして岡部は発熱したが治る代償にクリスが犠牲になる。また、世界的な不幸が起こる代償としてRSを持つ岡部が完全に世界に存在することになった。なので、世界線の変動率が大きく変動し、大分岐の年となる。

③2010年
世界線変動 = β → α → β → SG’ → SG
出来事   = RSの力の獲得の代償でクリスかまゆり死亡、
        タイムマシン開発(作中説明)

2000年のRSの発現の代償がついに2010年にやってきたために、大分岐の年になる。前世や生まれる以前の精神や魂の状態からの深い仲であるクリスが死亡し、そのクリスなどの想いによりα世界線など大きく変動する。


以上から、大分岐の年となる理由は以下となる。

【大分岐の年となる理由】
1991年 = RS岡部とRSクリス受精と、RS岡部誕生のため
2000年 = 岡部がRSを発現し、その代償の発熱が治るため
2010年 = 岡部がRSの力を得た代償がやってきたため

すなわち、全てRSとRSを持つ岡部が関係している。


■RSの発現に関する考察

(1)RSを発現できる世界線

RSを発現にはその代償が必要になり、その代償を支払わせるためには、RSの発現と同時に世界線を動かさないといけない。

そのためRSを発現できる世界線は、収束がなくてRSの発現と同時に世界線を動かせるSG世界線でないといけないとなる。

すなわちクリスは、SG世界線以外の2011年などでRSを発現する可能性はないはずである。

また、SGの数式からくる反転対称性の収束より、RSを封印できる唯一の世界線がSG世界線なので、その反転対称性からSG世界線以外ではRSを獲得できるとなる。

SG世界線   = RSを封印できる唯一の世界線
SG世界線以外= RSを発現し獲得できる世界線

それで、SG世界線以外にいるときにはすでにRSを発現し獲得していないといけない。そのため、最初にSG世界線にいないとSG世界線以外にずれてRSを発現し獲得できないとなる。

だからRSを発現するときは、いつもSG世界線になっているわけである。


(2)RSの発現時期

岡部の誕生日は、1991年12月14日
クリスの誕生日は、1992年7月25日

岡部のRSの発現は、1999年の年末から2000年の年始で、8歳のとき。
クリスのRSの発現は、2011年の8月前後で、19歳のとき。

つまり、本人の誕生日の直後に発現するようである。

ただし、RSを発現できる世界線は、SG世界線でないといけない。

なので、SG世界線以外の2011年ではクリスはRSを発現しない。


(3)RSを発現する者

①後にRSを発現する岡部が生まれた1991年が大分岐の年であること

②生まれる前の魂や精神状態でクリスと岡部が同じR’世界線にいたこと

③前世で岡部とクリスが同時に死亡していること

参照:前世から映画までの世界線変動経路

①は、RSを発現している岡部とクリスが受精したりしたからである。
②は、RSにより岡部とクリスだけ特別な状態を許されているからである。
③は、RSを持つ者が一人だけ死ぬと他方がRSを発現するので、世界の安定のため、RSを持つ者は同時に死亡した方が良いからと推測される。

そして、SGの数式から以下のことがわかっている。

|Sa↑|^2=存在確率=1
Sa(精神)^2+Sa(記憶)^2+Sa(物質)^2=1

より、肉体が死亡しても(Sa(物質)^2=0)、世界線が消滅しても(Sa(物質)^2=0)必ず何らかの成分は残り、完全には消滅しない。

RS岡部とRSクリスの死亡時
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0

参照:Steins;Gateの数式と導出される設定


よって、前世から岡部とクリスはRSを持っていたと推測される。

以上から、RSを発現するのは前世からRSを持っている者となる。


(4)いつからRSを持っているのか?

前世でもRSがあったとすると、その前世でもRSがあった。またさらにその前世でも・・・。

よって、岡部とクリスは輪廻転生よろしくRSを持って生まれ変わり続けていた可能性が考えられる。そうだとすると、RSを持ち続けている岡部とクリスは、前世での記憶や生まれる以前の状態の記憶を持ち続けて、輪廻転生し続けていると考えられる。

しかしながら、RSの能力の差異により、岡部は基本的に前世の記憶はほとんど忘れている。クリスはある程度覚えている。


【仮説】
『SGの数式から、肉体が死んでも完全には消滅せず精神や記憶は残り、クリスや岡部はRSにより前世や誕生前の記憶を程度の差はあれどある程度持って、その魂(精神)は輪廻転生し続けている。ただしRSを発現しないと前世などの記憶を思い出すことはないし、RSを発現しても岡部は前世の記憶はほとんどない』


この仮説が正しいと仮定すると、説明がつく謎がある。

それは、たびたび出てくる7000万年前や3000万年前の話である。

TVアニメ12話冒頭のまゆり
「ここはね7000万年前の地球だよ。オカリンはタイムマシンでここに送られちゃったんだ。(途中省略)・・・でね、オカリンもまゆしぃもここで死んじゃうと思う。でもきっと7000万年後の秋葉原にいるオカリンとまゆしぃまで意思は連続していくんだってと思う」

映画の冒頭のクリス
「それは3000万年前から続く記憶。止まることなく、戻ることなく、まじわることのない流れの中で、人の思いが時を越えた記憶。人の思いが運命の門に到達した記憶」

この7000万年前や3000万年前の話は、岡部とクリスはRSにより前世や誕生前などの記憶を持って、輪廻転生し続けているとしたら綺麗に説明がつく。

ではどの段階でRSを持ったのかというと、それが7000万年前や3000万年前からということである。

7000万年前というのは、霊長類が誕生したときらしい。

参照:霊長類の誕生地球史年表

よって、霊長類が誕生したとき以来かつ霊長類誕生がきっかけで、岡部とクリスはRSを持ち、記憶を持って輪廻転生し続けている可能性が考えられる。

岡部は7000万年前、クリスは3000万年前からの可能性が高い。

そんなはるか以前からの縁だったのが岡部とクリスだった・・・ということらしい。


以上から結論として、RSの輪廻転生仮説は正しいと推測され、RSの最初の獲得時期は、7000万年前や3000万年前だと推測される。


(5)何故、RSを発現するのか?

①2011年のクリスの誕生日の直後に、クリスにRSが発現している。このとき、クリスと岡部は約1年間連絡を取り合わなかった。

②2000年もクリスと岡部は、生まれた直後に出会ってから長らく会っていない。

③RSが封印されるのは、岡部とクリスが秋葉原の道で出会うことである。

④SGの数式から、想いにより世界線がずれる。

①から④と、RSが封印されることの反転対称性と、しばらく出会わなかったり連絡を取り合わなかったことから、RSが発現されるのは、以下のように推測される。


RSの発現理由
=『 岡部とクリスが秋葉原でしばらく会わない期間が続くと、それがトリガーとなって岡部かクリスの何らかの想いが叶いRSが発現する』


すなわち、岡部とクリスが出会わないことでRSが発現し、出会うことでRSが封印されることから、以下のようにいえる。


「RSは岡部とクリスが出会うように仕向けるために発現する。

SG世界線では必ず岡部とクリスが出会わないといけないという歴史になっている。その歴史に反すると、SG世界線からずれてしまう。

SG世界線からずれた理由が、岡部とクリスが出会ってなかったからであるから、そのずれた世界線においては、『収束により必ず岡部とクリスが出会うことを運命づけられている』のである。

また、岡部とクリスが出会うトリガーがないとSG世界線に戻れないから、必然的にSG世界線に戻りたければ、岡部とクリスが出会わないといけない。

よって、シュタインズゲートは、前世から愛し合い続けた運命の二人が現世に生まれ変わるが、一時的に記憶を失っているため現世において離れ離れになっている。

それを、RS(運命探知)を使って誰が運命の相手か判断して運命的にめぐり会い、壮絶な運命を乗り越えて再び深く愛し合う仲になった状態で、その運命の二人が運命の場所で再会すると、幸福なSG世界線にたどり着けるという恋愛物語なのである」


(6)RS獲得の代償がくる時期

①クリス死亡は、2010年7月28日
クリスが18歳になった直後で岡部は18歳

②岡部消失は、2011年8月4日
クリス19歳、岡部19歳

RSの力を持つ岡部とクリスが両方とも18歳以上になったときに、代償がやってくるようである。RSを獲得したときに両方とも18歳以上ならすぐにくるようである。

そしてRSを発現する理由から、

「岡部とクリスが18歳以上という結婚できる成年の年齢になったら、他の誰かと結婚する前に運命の相手を見つけ出す必要があるから、18歳以上になるとRS獲得の代償がくる。つまり運命の相手探しの時期が、RS獲得の代償がくる時期である」

となる。


■岡部、まゆり、クリスの関係

クリスとまゆりが死亡する根本的な原因に関係することとして、岡部とまゆり、クリスの関係について考察してみる。

【仮説】
①岡部とまゆりは、7000万年前から3000万年前まで互いに好きで一緒だった。
②岡部とクリスは、3000万年前から一緒になり、岡部はまゆりからクリスのことを好きになった。でもまゆりとも一緒にいる。

という可能性がある。理由を以下に述べる。

(1)TVアニメの7000万年前の話は、岡部とまゆりが一緒にいてまゆりが話していたこと。映画の3000万年前の話は、クリスが話していること。

このことから、クリスは3000万年前にRSを獲得し、岡部は7000万年前にRSを獲得して、輪廻転生していることが推測される。そして、7000万年前から3000万年前まではもしかしたらまゆりにもRSがあって、岡部と一緒に輪廻転生していた可能性がある。

(2)当初、岡部はまゆりと親しかったのに、その後クリスと親しくなったこと。そして、クリスとまゆりとも一緒によくいること。

(3)1991年に生まれて以降の幼馴染であるまゆりと、3000万年前からの運命の相手であるクリスの存在が岡部にとって等価な価値を持つこと。

(4)SGの数式から、クリスとまゆりは反転対称性の関係にある存在であること。

過去はまゆりと過ごす ⇔ 未来はクリスと過ごす

過去 = 7000万年前から3000万年前まで
未来 = 3000万年前から現在、さらなる未来まで

(5)クリスと岡部の縁は偶然ではなく、3000万年前からの運命の相手であり、「RSと世界の収束により必然性を持って出会い好きになった」こと。

また、SGの存在は全てSGの数式による収束という運命に支配されていて、偶然なことは何一つない。つまり、まゆりと岡部の縁も世界の収束により必然性を持って出会ったはずである。とすれば、まゆりと岡部の縁も前世のことが関係しているはずである。


以上から、仮説の①と②は正しいのではないかと推測される。


■リーディングシュタイナー(運命探知)の意味

RSを発現する理由がわかったことで、RSが運命探知と訳されるのは、「運命の相手を探知すること」という意味が含まれていることがわかる。そこで、このリーディングシュタイナー(Reading Steiner)の意味を考えてみる。


(1)Stein を「運命の人(肉体)」と解釈した場合

Steiner
=Stein(石)+er(~する人)
=石をする人

Reading Steiner
公式訳= 運命探知
直訳 = Steiner(石をする人)を読み取ること

Steiner(石をする人)=運命
読み取ること    =探知

より

Steiner
= 石をする人
= 運命
= 収束という運命の人
= SGの選択をする人
= 世界の選択をする人
= 世界の運命を決める人

となるので、Reading Steinerとは以下の意味となる。

Reading Steiner
= 運命探知
= Steinerを探知すること
= 石をする人を探知すること
= 世界の選択をする人を探知すること
= SGの選択をする人を探知すること
= 世界の運命を決める人を探知すること
= 収束という運命の人を探知すること
= 運命の相手を探知すること


シュタインズゲートでの世界の運命を決める人には、岡部とクリス、ゲームプレイヤー(視聴者)の2種類があるので、以下の2つの意味が考えられる。

①世界の運命を決める人=岡部とクリス

RSの能力者 = 岡部とクリス

RS
= 岡部とクリスを探知すること
= 岡部とクリスという運命の相手を探知すること
= 岡部にとってはクリス、クリスにとっては岡部という運命の相手を探知すること

②世界の運命を決める人=プレイヤーまたは視聴者

RSの能力者 = プレイヤーまたは視聴者

RS
= プレイヤー(視聴者)の運命の相手を探知すること


(2)Stein を「運命(精神)」と解釈した場合

Reading Steiner
= 運命探知(公式訳はあえて人をつけてないから人以外の運命も該当)
= 収束という運命を読み取ること
= SGの選択(意思)を読み取ること
= 世界(神)の意思(選択)による運命を読み取ること

①世界(神)=岡部とクリス

RS
= 岡部とクリスの意思(選択)や想いによる運命を読み取ること
= 岡部とクリスが、自分自身の意思(選択)や想いによる運命を読み取ること

RSの能力者 = 岡部とクリス自身

②世界(神)=原作者・制作者

RS
= 原作者・制作者の意思(設定)を読み取ること

RSの能力者 = 原作者・制作者

③世界(神)=プレイヤー

RS
= プレイヤーの意思(選択)や想いによる運命を読み取ること
= プレイヤーが、自分自身の意思(選択)や想いによる運命を読み取ること

RSの能力者 = プレイヤーまたは視聴者


(3)Stein を「運命(記憶)」と解釈した場合

Reading Steiner
= 運命探知
= 収束という運命(記憶)を読み取ること
= SGの選択(意思)の記憶を読み取ること
= 世界(神)の意思(選択)による記憶を読み取ること


①世界(神)=岡部とクリス

RS
= 岡部とクリスが自分自身の別世界線の記憶や前世の記憶を読み取ること

②世界(神)=原作者・制作者

RS
= 原作者・制作者が自分自身の記憶(設定や物語や内容)を読み取ること

③世界(神)=プレイヤー

RS
= プレイヤーが自分自身の過去の意思(選択)の記憶を読み取ること


(4)SGの数式を用いたRSの意味

Reading Steiner

=Reading Steins; Gate

=「SGの数式=(Sa↑+Sb↑)・(G1↑+G2↑)」を探知する能力

=個々の要素のSa、Sb、G1、G2と、Sa↑+Sb↑=0の反転対称性となる運命石、Sa↑・Sb↑=0となる運命石、などのSGを支配する法則(運命)を探知する能力


■SGの数式から解き明かされるRSの力の正体

(1)SGの数式からわかるRSの力

①世界線消滅時のSaの状態=生存時の状態移動中の状態

・RSを発現した後の岡部(RSを発現した後はRS封印時も含む)
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒1、|Sa(物質)|^2=0

RSの能力者の岡部は、世界線が消滅して肉体が消滅しても、記憶だけはその世界線に残っている。その状態を示している。記憶だけは世界線が消滅しても消滅していない。RS岡部だけの特別な能力。
また、RS岡部が世界線を移動するときの状態でもある。つまり完全に記憶だけを保持したまま移動することになる。

・RSを発現した後のクリス(RSを発現した後はRS封印時も含む)
|Sa(精神)|^2=0.9、|Sa(記憶)|^2=0.1、|Sa(物質)|^2=0

クリスのRSは、世界線移動に対してはそれほど記憶を保持することはできない。

・RSなしのデジャヴのみ
|Sa(精神)|^2=0.99、|Sa(記憶)|^2=0.01、|Sa(物質)|^2=0

RSなしのデジャヴのみの人も、自身で観測したことで強烈な記憶だけは、別世界線のことでもごくわずかに覚えていられる。また、RSにより観測されていなくても覚えていられる。

例:フェイリスは、岡部に観測されていない別世界線の出来事であるパパ死亡のことを覚えていた。


②肉体消滅(死亡)時のSaの状態

・RSを発現した後の岡部(RSを発現した後はRS封印時も含む)
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0

・RSを発現した後のクリス(RSを発現した後はRS封印時も含む)
|Sa(精神)|^2=0.5、|Sa(記憶)|^2=0.5、|Sa(物質)|^2=0

・RSなしのデジャヴのみ
|Sa(精神)|^2=0.99、|Sa(記憶)|^2=0.01、|Sa(物質)|^2=0


③精神ベクトルと時間ベクトルは同じベクトル方向にあり、記憶ベクトルは世界線ベクトルと同じ方向にあり、物質ベクトルは場所ベクトルと同じ方向にある。

Sa↑ =Sa(精神) ×Ex↑+Sa(記憶)  ×Ey↑+Sa(物質) ×Ez↑
G1↑=G1(時間)×Ex↑+G1(世界線)×Ey↑+G1(場所)×Ez↑

このことから以下のように言える。

・精神(主観)は時間方向を移動することができる。
=精神(主観)だけ(記憶なし)は未来から過去、過去から未来に行ける。
また、精神(主観、魂)は時間次元に存在する。

・記憶(想い)は世界線方向を移動することができる。
=「記憶や想いは世界線を越えられる。」
また、記憶(想い)は世界線次元に存在する。

・物質は場所方向=三次元空間を移動することができる。
また、物質は場所次元(三次元空間の次元)に存在する。


参照:Steins;Gateの数式と導出される設定


(2)RSの力の正体

(1)より以下のようにいえる。


「RSの力の正体とは、世界線や肉体が消滅しても記憶や精神は完全消滅せずにその世界線に残せる力である。

記憶は世界線を越えられることにより、アクティブ世界線のRS本人が別世界線の自分が観測した記憶を読み取れる。

また、精神や記憶が決して消滅しないのと同じように、RSは封印されることはあっても消滅することはない。なので、RSを発現したり封印したりしながら、RSの力により岡部とクリスの精神と記憶は輪廻転生し続けることになる。

デジャヴはRSの一種で、RSの力をかなり弱くしただけの力である」


RSのこのような力のため、世界線変動後も記憶を完全に保持し続けられて、死亡しても精神や記憶は消滅せず、その精神と記憶を保持したまま生まれ変わることになり、前世などの記憶が残っていることになる。


映画でクリスが以下のように言っている意味は、RSの力の正体を知ればすんなり理解できる。

「デジャヴこそRSの力
他の世界線の記憶
無数の世界線に自分はいる
それが集まって、その記憶が全て集まって今の自分がいる
唯一無二の自分がいる
忘れたと思っても記憶はどこかに残っている」


(3)前世の記憶について

岡部とクリスが死亡しているときは以下の状態にある。

RS岡部とRSクリスの死亡状態
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0

記憶が半分くらい残っているが、半分くらい失っている状態。なので、前世の記憶などはだいたい半分ぐらいしか思い出せない。つまり、クリスも死亡するときには、かなりの記憶をその世界線に残すことが可能となる。

そして、生存しているときの岡部とクリスの状態移動時の状態は以下である。

岡部
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒1、|Sa(物質)|^2=0
クリス
|Sa(精神)|^2≒0.9、|Sa(記憶)|^2≒0.1、|Sa(物質)|^2=0

岡部は、|Sa(記憶)|^2≒1より別世界線に残された記憶は思い出せるが、|Sa(精神)|^2≒0より前世や生まれる以前などの過去の記憶は思い出せない。

クリスは、|Sa(記憶)|^2≒0.1より別世界線に残された記憶はあまり思い出せないが、|Sa(精神)|^2≒0.9より前世や生まれる以前などの過去の記憶は思い出せる。

なお、RSなしのデジャヴのみの人が死亡しているときは以下の状態にある。

RSなしのデジャヴのみの死亡状態
|Sa(精神)|^2=0.99、|Sa(記憶)|^2=0.01、|Sa(物質)|^2=0

つまり、RSなしのデジャヴのみの人は、死亡してもほとんどの記憶をその世界線に残すことができない。記憶が残っていないので、|Sa(精神)|^2≒1でも前世の記憶を思い出しようがない。


前世から精神と記憶だけは完全消滅せず輪廻転生し続けている岡部とクリスだが、前世などの記憶はほとんどない。

が、岡部やクリスは、7000万年前や3000万年前から輪廻転生し続けている。この膨大な期間分のことを記憶し続けていたら、脳の記憶容量がオーバーしてパンクしてしまう。

だから、死んだときか、生まれ変わるときに、デジャヴのように本当に強烈な記憶だけ記憶していく。実際に死亡するときに、|Sa(記憶)|^2≒0.5となって、記憶は半分ぐらいしか残せない。

そして、クリスのRSは、SG’’世界線でしかその能力を発揮できない。何故ならば、世界線が大きく動くと記憶をあまり保持できないからだ。

つまり、クリスのRSによる前世の記憶は、SG世界線と呼称される世界線にしかない。そして、クリスは状態移動のとき、精神が0.9ぐらいで、精神を自由に時間移動させられる。

すわなち、クリスがRSを発現してSG世界線と呼称される世界線にいるのならば、SG世界線にある前世の記憶をある程度読み取れる。

以上から主にクリスだけが、RSを発現してSG世界線にいるとき、前世の記憶をある程度読み取れるとなる。


■まとめ

(1)RSとデジャヴの正体

RSの力の正体とは、世界線や肉体が消滅しても記憶や精神は完全消滅せずにその世界線に残せる力である。

記憶は世界線を越えられることにより、アクティブ世界線のRS本人が別世界線の自分が観測した記憶を読み取れる。

前世や生まれる以前の記憶は、RSを発現しその前世などの記憶があるSG世界線にいれば読み取れる。

岡部とクリスのRSの能力の違いにより、岡部は主に別世界線の記憶を読み取れて、クリスは主に前世や生まれる以前の記憶を読み取れる。

また、精神や記憶が決して消滅しないのと同じように、RSは封印されることはあっても消滅することはない。なので、RSを発現したり封印したりしながら、RSの力により岡部とクリスの精神と記憶は輪廻転生し続けることになる。

デジャヴはRSの一種で、RSの力をかなり弱くしただけの力である。


(2)全ての原因とその解決方法と未来予測

SG世界線からずれたのは、RSの想いとトリガー行為ではあるが、不幸量の大きさはRSの獲得の代償である。なので、SG世界線以外において起こるありとあらゆる問題、現象、出来事の根本的な原因は、RSを発現した者が現れたことの代償、RSの力を獲得した代償によって起こっている。

すなわち、RS(運命探知)が全ての原因なのである。

よって、SG世界線以外で起こる全ての問題を完全解決するには、つまりSG世界線に行くためには、RSの力を消失させるしかない。

だが、実際の解決は封印になっていて、消失はしていない。だから、またRSを発現するか発現する者が現れたりすると問題が起こる。

また、RSの力は消滅しないので岡部とクリスは、肉体は消滅しても精神と記憶は残って生まれ変わるを続けて、7000万年前や3000万年前から輪廻転生し続けている。なので、今後もずっと岡部とクリスは一緒に輪廻転生し続けてかつ秋葉原の道で出会い続けると予想される。

さらに、RSが二人SG世界線にいるときに、一方のRSだけ死亡すると他方がRSを発現して世界が安定しないから、死亡するときはRSは二人同時に死亡すると推測される。


(3)シュタインズゲートの恋愛物語の側面

前世から想い続けた岡部とクリスが現世に生まれ変わるが、RS封印などにより一時的に記憶を失っているため現世において離れ離れになっている。あるいは何らかの事情により運命の相手である岡部とクリスが出会わない。

SG世界線がその状態を許さないため(SG世界線には二人が出会わない歴史がないため)、SG世界線からずれさせてRSを発現させる。

そして、収束により運命の相手に強制的に出会わせる。さらにRS(運命の相手探知)を使って運命の相手が誰であるか見つけ出させて、深く想いあった状態で運命の相手である岡部とクリスが秋葉原の道で出会うことで、再びSG世界線に戻れるようになる。

運命の相手と出会い再び深く想いあってSG世界線にやってきたので、RS(運命の相手探知)がいらなくなって消失する。

シュタインズゲートは、前世からの運命の相手を見つけて、再び前世と同じく想いあう状態になるための過酷な試練と愛の物語という側面がある。

RS = 運命の相手を探知するための力
SG = 相異なる運命の相手同士が結ばれる世界線

2014年06月15日 17:00│Comments(0)

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