TVアニメではα世界線を中心に、前半と後半で完全に世界線の変動経路について反転対称性が成立している。それなのに、映画では前半と後半とで世界線の変動経路について反転対称性が成立していない。

SGの数式から、世界線の変動経路においても反転対称性は必ず成立しなければならない。なので、映画の世界線変動経路は問題である。

そこでここでは、この問題を解消し完全に反転対称性が成立するように、岡部とクリスには前世や生まれる以前の魂や精神の状態があることなどを仮定し、その仮定により作られた前世から映画までの世界線変動経路について考察します。

■略語の意味

RS=リーディングシュタイナー

SG
=シュタインズゲート(SG)世界線。タイムマシンと収束と変動幅なし。

SG’
=SG世界線という呼称で呼ばれているが、タイムマシンと収束と変動幅がある世界線。SG世界線への出入り口となる世界線でSG世界線に最も近いが、わずかにずれている世界線。RS獲得の代償がRSの能力者本人に行き、SG以外からSG’に来たときは収束により岡部とクリスが秋葉原の道で必ず出会う。

SG’’
=SG世界線という呼称で呼ばれているが、タイムマシンと収束と変動幅がある世界線。SG世界線からわずかにずれている世界線。RSを新たに発現し獲得した代償がそのRSの能力者本人以外にいく。


=アクティブになることがないR世界線で、全状態が未確定。岡部かクリスのどちらか一方だけがいれる世界線。

R’
=アクティブになることがないR’世界線で、全状態が未確定。岡部とクリスの両方がいれる世界線。

SG’’&R 
=SG’’世界線がアクティブ、R世界線はアクティブでない。岡部かクリスのどちらか一方だけがR、それ以外はSG’’にいる。または岡部かクリスがデジャヴによりRにいるように見える。

SG’&R&R’
=SG’世界線がアクティブ、RとR’世界線はアクティブでない。岡部がRでクリスがR’、あるいは岡部がR’でクリスがRにいる。または岡部とクリスがデジャヴによりRやR’にいるように見える。

SG’&R’
=SG’世界線がアクティブ、R’世界線はアクティブでない。岡部とクリスはR’、それ以外はSG’にいる。または岡部とクリスがデジャヴによりR’にいるように見える。


■世界線変動経路を考える上での仮説

まず映画の世界線変動経路で、タイムリープして重複する世界線変動(SG’’→SG’’&R→SG’’→SG’’&R)は1回だけにして、最後に肉体がSG’世界線にありながら、精神(視覚と聴覚)だけがR’世界線にある状態をSG’&R’とすると、映画の簡易な世界線変動経路は以下となる。

映画:SG → SG’→ SG’’ → SG’’&R → SG’&R’ → SG

それで、TVアニメと映画での世界線変動経路は比較して見ると以下となっている。

TV:SG → SG’→ β    → α  → β → SG’    → SG
映画:SG → SG’→ SG’’ → SG’’&R → SG’&R’ → SG

TVアニメは、α世界線を中心に前半と後半で反転対称性が成立する。映画は、前半と後半で反転対称性が成立しない。

それで、この問題を解消するために、以下の2つの仮説を考える。

①世界線変動の経路が、TVアニメとそれ以前と以後(25話と映画)を含めれば完全に「反転対称性」が成立する。

②岡部とクリスには前世や生まれる以前の魂や精神の状態がある。

この2つの仮説にもとづいて世界線変動経路を以下で考えていく。


■前世から映画までの世界線変動経路

(1)TVアニメの前半、後半、以前、以後で分類

TVアニメ以前 SG   → SG’&R’→ SG’&R&R’→
SG’’&R→ SG’’  → SG’’&R  →
SG’’ → SG’   → SG
TVアニメの前半 SG → SG’→ β  → α
TVアニメの後半 α → β  → SG’→ SG
TVアニメ以後 SG      → SG’   →SG’’  →
SG’’&R  → SG’’  →SG’’&R →
SG’&R&R’→ SG’&R’→SG

反転対称性: TVアニメの前半 ⇔ TVアニメの後半
反転対称性: TVアニメ以前 ⇔ TVアニメ以後

すなわち、TVアニメ以後と反転対称性を持つのは、TVアニメ以前と考えるということである。こうすると、α世界線を中心にして見ると、前半と後半で完全な反転対称性が成立している。


(2)世界線の期間ごとの分類

①前世からTVアニメ直前まで
前世の岡部とクリス生存 ~前世の岡部とクリス死亡 =SG世界線
前世の岡部とクリス死亡 ~1991年 2月ぐらい =SG’&R’世界線
1991年 2月ぐらい ~1991年 2月ぐらい =SG’&R&R’世界線
1991年 2月ぐらい ~1991年10月ぐらい =SG’’&R世界線
1991年10月ぐらい ~1991年12月14日 =SG’’世界線
1991年12月14日 ~1991年12月14日 =SG’’&R世界線
1991年12月14日 ~1992年 7月25日 =SG’’世界線
1992年 7月25日 ~1992年 8月か9月 =SG’世界線

②TVアニメとOVA25話
1992年 8月か9月 ~1999年12月13日 =SG世界線
1999年12月14日 ~1999年12月31日 =SG’世界線
2000年 1月 1日 ~2010年 7月28日 =β世界線
2010年 7月28日 ~2010年 8月17日 =α世界線
2010年 8月17日 ~2010年 8月21日 =β世界線
2010年 8月21日 ~2010年 9月 =SG’世界線
2010年 9月 ~2011年 7月25日 =SG世界線

③映画
2011年 7月25日~2011年 7月25日=SG’世界線
2011年 7月25日~2011年 8月 4日=SG’’世界線
2011年 8月 4日~2011年 8月15日=SG’’&R世界線
2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’’世界線
2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’’&R世界線
2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’&R&R’世界線
2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’&R’世界線
2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG世界線


(3)世界線ごとに説明した分類

①前世からTVアニメ直前まで

・前世の岡部とクリス生存~前世の岡部とクリス死亡=SG世界線

映画のラストでSG世界線に行ったのと反転対称性から、前世で岡部とクリスが死亡する直前までの生存していたときはSG世界線にいる。

・前世の岡部とクリス死亡~1991年 2月ぐらい=SG’&R’世界線

肉体は消滅し精神と記憶だけの状態で、岡部とクリスが一緒にR’世界線にいる状態。
映画のラストで岡部とクリスが同時にR’世界線デジャヴの状態からRSが消失してSG世界線に復活していることの反転対称性から、前世で岡部とクリスは同時に死亡してRSが発現していると推測される。また、消失だけなら復活できる上に、その後生まれ変わっているので、前世で同時に死亡したと思われる。
さらに映画との反転対称性からこのときは消失であってはならず、生まれる以前の状態と岡部消失の状態は反転対称性が成立する状態と考えられる。つまり、肉体が死亡したのと肉体は一時的に消滅しているだけで復活できるという反転対称性が成立している。

・1991年 2月ぐらい~1991年 2月ぐらい=SG’&R&R’世界線

岡部の誕生日は1991年12月14日より、岡部が受精した時期は誕生日の約10ヶ月前より1991年2月ぐらいとなる。岡部が受精した瞬間、岡部はR’世界線に行き、クリスはR世界線に行ったときの状態。

・1991年 2月ぐらい~1991年10月ぐらい=SG’’&R世界線

クリスの誕生日は1992年7月25日より、クリスが受精した時期は誕生日の約10ヶ月前より1991年10月ぐらいとなる。岡部が受精してからクリスが受精するまでの期間。岡部は受精してSG’’世界線、クリスはまだ肉体を持たない精神だけの状態でR世界線にいる状態。
お腹の中にいる間は完全に存在するとも存在しないともいえない状態で、岡部の状態に応じて岡部の存在確率が考えられる。

・1991年10月ぐらい~1991年12月14日=SG’’世界線

クリスと岡部が同時に受精しているときの期間。全員がSG’’世界線にいる状態。
お腹の中にいる間は完全に存在するとも存在しないともいえない状態で、岡部と同様にクリスの状態に応じてクリスの存在確率が考えられる。

・1991年12月14日~1991年12月14日=SG’’&R世界線

岡部の誕生(1991年12月14日)のとき、一時的にクリスがR世界線に行っている状態。

・1991年12月14日~1992年 7月25日=SG’’世界線

岡部の誕生からクリスが誕生するまでのとき。

・1992年 7月25日~1992年 8月か9月=SG’世界線

クリスも誕生して、岡部とクリスの二人とも誕生している状態だが、まだRSを発現したままの状態で、岡部とクリスが赤ちゃんのまま秋葉原の道で出会うことになる。


②TVアニメとOVA25話

・1992年 8月か9月~1999年12月13日=SG世界線

岡部とクリスが赤ちゃんのまま秋葉原の道で出会うことで、SG世界線に行く。

・1999年12月14日~1999年12月31日=SG’世界線

岡部が8歳の誕生日のときに、岡部にRSが発現して発熱しているときの状態。

・2000年 1月 1日~2010年 7月28日= β世界線

SG’世界線により自動的にβ世界線に飛ばされた後の10年間の状態。

・2010年 7月28日~2010年 8月17日= α世界線

クリス死亡を見た後のDメール送信後のα世界線漂流の状態。

・2010年 8月17日~2010年 8月21日= β世界線

IBN5100を入手してDメールを削除してβ世界線に戻ってきて、クリスを助けてタイムマシンで8月21日に戻るまでの状態。

・2010年 8月21日~2010年 9月   =SG’世界線

クリスを助けてタイムマシンで8月21日に戻ると、重傷を負っていて入院生活をした後に、秋葉原の道で岡部とクリスが出会うまでの状態。

・2010年 9月   ~2011年 7月25日=SG世界線

秋葉原の道で岡部とクリスが出会いSG世界線にたどりついた後の状態。


③映画

・2011年 7月25日~2011年 7月25日=SG’世界線

映画の冒頭で、クリスにRSが発現し夢の中でデジャヴを見ているときの状態。

・2011年 7月25日~2011年 8月 4日=SG’’世界線

岡部がまだ完全に消失はしていないが、消失することが確定してい状態。

・2011年 8月 4日~2011年 8月15日=SG’’&R世界線

岡部が完全に消失して、R世界線に岡部だけがいる状態。

・2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’’世界線

クリスが2005年に2回目行き、岡部に出会いSG世界線のデジャヴを与えたときの状態。

・2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’’&R世界線

クリスが岡部にデジャヴを与えた後に、タイムマシンで2011年8月15日に戻るまでの状態。再び、岡部だけがR世界線にいるか、岡部はR世界線デジャヴを見ている状態。

・2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’&R&R’世界線

クリスがタイムマシンで未来に戻ってきたと同時にRS獲得の代償がクリス自身にやってきて、クリスはR’世界線デジャヴ、岡部はR世界線デジャヴを見ている状態。

・2011年 8月15日~2011年 8月15日=SG’&R’世界線

TV電話がつながると同時に、岡部とクリスだけが同じR’世界線デジャヴを見ている状態。

・2011年 8月15日~ =SG世界線

秋葉原の道で岡部とクリスが出会いすれ違い会話したことで、SG世界線にたどりついた後の状態。



以上のように考えて見ていくと、α世界線を中心にそれ以前と以後で綺麗に反転対称性が成立しているのがわかる。

つまり、前世や生まれる以前の精神や魂だけの状態があると仮定し、RSの力を持つ岡部とクリスは、RやR’世界線にその精神や魂があったと考えると綺麗に反転対称性が成立するように説明できる。

また、受精してから誕生するまでのお腹の中だけの状態を、存在しないとも存在するとも言えない状態として、存在確率という概念で考えると仮定すると、映画での岡部の存在確率の状態と綺麗に反転対称性が成立するように説明できる。


■岡部とクリスが前世で両方同時に死亡から誕生までの状態変化

①岡部の誕生日は、1991年12月14日
②クリスの誕生日は、1992年7月25日
③生まれる以前の精神や魂だけの状態がある
④映画のラストとの反転対称性
・岡部の状態とクリスの状態が反転した状態になっている。
リーディングシュタイナーが全原因と正体 の記事
Steins;Gateの数式と導出される設定 の記事より
精神、記憶、物質のそれぞれの存在確率があり、全部の存在確率を足すと1(100%)になる。
|Sa(精神)|^2+|Sa(記憶)|^2+|Sa(物質)|^2=1
⑦アクティブ世界線での存在確率=|Sa(物質)|^2 or |Sa(記憶)|^2
状況と人によって変わり、どちらかになる。

以上の情報から、岡部とクリスが前世で両方同時に死亡から誕生までの状態変化を推測する。


(1)前世の岡部とクリス生存~前世の岡部とクリス死亡=SG世界線

岡部 の存在確率=100%
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2≒1
精神=SG世界線、記憶=SG世界線、肉体=SG世界線

クリスの存在確率=100%
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2≒1
精神=SG世界線、記憶=SG世界線、肉体=SG世界線


岡部とクリス両方ともRSは封印されていて発現していない。そのため、RS発現の代償による存在確率50%減少はない。


(2)前世の岡部とクリス死亡~1991年 2月ぐらい(岡部受精)
=SG’&R’世界線

岡部 の存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
精神=R’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅

クリスの存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
精神=R’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅


肉体が消滅(死亡)しているときの存在確率50%の状態は、RSの能力者の精神はR’世界線にあり、記憶はSG’世界線にあり、アクティブ世界線ではRSの能力者のことを常に思い出せる状態のことである。肉体はどこにもない。

SG世界線で岡部かクリスのどちらかが先に死亡すると、生き残った人物のRSが発現してしまい、世界線が大きく変動してしまう。そのようなことが起こらないために、岡部とクリスは同時に死亡する。

それで岡部とクリスが前世で同時に死亡し肉体はSG’世界線(現世)で消滅するが、それと同時にRSの封印が解かれて発現し、RS発現の代償という形で存在確率が50%の状態になる。

それで、精神や記憶は消滅せず、精神だけは同じR’世界線に行くことになる。

同時に量子力学的な確率の波状態になった岡部とクリスの精神は、波の干渉により一致して動くことになり、しかもR世界線は一人の精神しか入れないので、二人一緒に入れるR’世界線に行くことになる。


(3)1991年 2月ぐらい~1991年 2月ぐらい(=岡部受精時)
=SG’&R&R’世界線

岡部 の存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
精神=R’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅

クリスの存在確率=40%
|Sa(精神)|^2≒0.6、|Sa(記憶)|^2≒0.4、|Sa(物質)|^2=0
精神=R 世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅


岡部が受精する直前かその瞬間に、岡部とクリスの精神の状態(|Sa(精神)|^2)にずれが生じて、波の干渉で一致しなくなったことで起こる状態。


(4)1991年 2月ぐらい(岡部受精)~1991年10月ぐらい(クリス受精)
=SG’’&R世界線

岡部 の存在確率=75%
|Sa(精神)|^2≒0.25、|Sa(記憶)|^2≒0.75、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線

クリスの存在確率=25%
|Sa(精神)|^2≒0.75、|Sa(記憶)|^2≒0.25、|Sa(物質)|^2=0
精神=R   世界線、記憶=   R世界線、肉体=SG’’世界線で消滅


岡部が受精した段階で、肉体がSG’’世界線に存在するようになり、肉体と成長とともに記憶が脳に生まれていく状態。肉体は母体の中にしかいられず自由に移動できないので、|Sa(物質)|^2≒0となる。

また、クリス一人だけになったので、R世界線に行くことになる。クリスの存在確率が減少するのは、岡部のRS獲得の代償がクリスに半分だけいっているためと推測される。


(5)1991年10月ぐらい(クリス受精)~1991年12月14日(岡部誕生)
=SG’’世界線

岡部 の存在確率=75%
|Sa(精神)|^2≒0.25、|Sa(記憶)|^2≒0.75、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線

クリスの存在確率=25%
|Sa(精神)|^2≒0.75、|Sa(記憶)|^2≒0.25、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線


クリスも受精したことで、肉体がSG’’世界線に存在するようになる。これは、映画で言えば、2005年にクリスが少女化したSG世界線デジャヴを見ているときに相当する。


(6)1991年12月14日~1991年12月14日(=岡部誕生時)
=SG’’&R世界線

岡部 の存在確率=100%
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2≒1
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線

クリスの存在確率=0%
|Sa(精神)|^2≒1、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2=0
精神=   R世界線、記憶=   R世界線、肉体=SG’’世界線で消滅


岡部が誕生したとき、瞬間的にRS獲得の代償が全てクリスにいくことで、クリスが消失している。一方で岡部は誕生したことで、肉体の存在確率が100%になる。つまり、基本的に岡部はもう自由に移動できるようになったことを意味する。


(7)1991年12月14日(岡部誕生)~1992年 7月25日(クリス誕生)
=SG’’世界線

岡部 の存在確率=100%
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2≒1
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線

クリスの存在確率=25~40%
|Sa(精神)|^2≒0.75~0.6、|Sa(記憶)|^2≒0.25~0.4、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線


何があったかはわからないが、岡部が誕生した後の岡部の行動により、岡部のRS獲得の代償がクリスにいっていたのがだんだんなくなっていっている状態。それと同時に、クリスの肉体(記憶のある脳を含む)がだんだんと現世にできてきている状態でもある。


(8)1992年 7月25日(クリス誕生)~1992年 8月か9月
=SG’世界線

岡部 の存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線

クリスの存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線


クリス誕生がトリガーとなって、岡部のRS獲得の代償が岡部本人に完全にいっている。それで、岡部とクリスが誕生して、お互いのRS獲得の代償が本人にいっている状態のため、存在確率が50%になっている。

|Sa(物質)|^2≒0なのは、秋葉原の道で岡部とクリスが出会う収束を意味している。


(9)1992年 8月か9月(秋葉原の道で出会う)~1999年12月13日
=SG世界線

岡部 の存在確率=100%
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2≒1
精神=SG世界線、記憶=SG世界線、肉体=SG世界線

クリスの存在確率=100%
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2≒1
精神=SG世界線、記憶=SG世界線、肉体=SG世界線


SG’世界線の収束により、岡部とクリスが赤ちゃんのまま秋葉原の道で出会うことで、SG世界線に行く。出会う収束もなくなり、自由に移動できるようになったので、|Sa(物質)|^2≒1となる。


■解き明かされる謎(仮説が正しい根拠)

前世から映画までの世界線変動経路からいくつものの謎が解き明かされる。


(1)クリスのずっと前から岡部を知っているコメントの意味

映画でクリスは以下のように述べている。

「忘れることなんてできるわけない。
だって、あなたをずっとずっと前から知っている。
ずっとずっと前から思ってる。
これからもずっと、ずっと」

この言葉の意味は、岡部とクリスが生まれてくる前の世界で、肉体がなく精神と記憶だけの状態の岡部とクリスが、二人だけしか存在できない世界線であるR’世界線に一緒にいたことと、前世から一緒にいて想っていることを示唆している。

さらにRSの力の正体から、肉体が消滅しても精神と記憶だけは消滅せず、RSも消滅しないので、これからもずっと岡部とクリスは一緒だということを意味している。

「ずっとずっと前から知っている」だけなら、あるいは2005年に岡部とクリスが実際に出会っていた可能性を示唆しているように見える。が、「ずっとずっと前から思ってる」という言葉は、2005年に少し会って会話しキスしただけで、そこまで思い続けるというのは不自然である。また、2005年の少女化クリスは、その時点では実際には経験していないSG’世界線のバーチャルリアリティデジャヴだとわかっている。

さらに、「ずっとずっと前から」という表現も、2005年の約6年ぐらい前なら、「ずっと前から」という表現が正しいはずである。この表現からするとかなり以前から知っていて、思い続けていたように読み取れる。

つまり、岡部とクリスが生まれてくる前の世界で、精神や魂だけの状態の岡部とクリスがR’世界線に一緒にいたことや、前世から一緒にいたことを示唆していると考えると、全て納得のいくように説明できる。


(2)R’世界線の岡部とクリスだけがSG世界線のデジャヴであった理由

2011年の映画のラストで岡部とクリスだけが存在できるR’世界線において、岡部とクリスだけがいる状態は、設定から理論上、SG世界線のデジャヴでないとおかしいとわかっている。

これは当初、SG世界線の存在であるクリスがいるからSG世界線のデジャヴであると判断していた。この考えも間違ってはいないが完全ではない。

映画の前半において、R’世界線のデジャヴと反転対称性を持つデジャヴは、α世界線からわずかにずれた知らない世界線で、鈴羽とサイクリング、なえが萌郁殺害という本来あるべきα世界線からわずかにずれた知らない世界線のデジャヴであった。

鈴羽とサイクリング、なえが萌郁殺害というのは、TVアニメでは存在しなかったが、原作ゲームでのα世界線では、片道切符のバッドエンディングのルートとして存在している。(らしい。ゲームはしてないので知らないが、特にこの二つは有名でネットのあちこちで散見される)

重要なポイントは、この鈴羽とサイクリング、なえが萌郁殺害というデジャヴは、「別の世界線では、可能性世界線では、実際にあった出来事」であるということだ。

これとの反転対称性を持つということは、R’世界線でのSG世界線デジャヴは「SG世界線で実際にあった出来事を反転した出来事」でないといけない。

以下がこれに該当する。


前世の岡部とクリス死亡~1991年 2月ぐらい(岡部受精)
=岡部とクリスが同時に死亡した後の精神と記憶だけの状態
=SG’&R’世界線

岡部 の存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
精神=R’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅

クリスの存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
精神=R’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅


岡部が先に生まれたので、この生存以前の状態の二人がいるR’世界線から先に岡部だけがいなくなる。これとの反転対称性(実際にあった出来事を反転した出来事)から、

「R’世界線に生存しているクリスだけがいる状態に、生存している岡部がやってくる」

という描写が反転対称性のSG世界線デジャヴとなる。


以上から、R’世界線の岡部とクリスだけのデジャヴは、

「生存以前の精神や魂だけの状態の岡部とクリスが一緒にいるR’世界線という、SG世界線で実際にあった出来事を反転した出来事」

のSG世界線デジャヴであったとなる。


(3)R世界線の岡部だけがSG世界線のデジャヴであった理由

(2)と同様に考える。

岡部だけのR世界線デジャヴと反転対称性にある前半のデジャヴ
=萌郁がまゆり殺害、まゆりが電車で死ぬというα世界線の本来あるべき知っている世界線のデジャヴ。「別の世界線では、可能性世界線では、実際にあった出来事」

これとの反転対称性から、岡部だけのR世界線でのSG世界線デジャヴは、「SG世界線で実際にあった出来事を反転した出来事」である。

以下がこれに該当する。


1991年 2月ぐらい~1991年 2月ぐらい(=岡部受精時)
=SG’&R&R’世界線

岡部 の存在確率=50%
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
精神=R’世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅

クリスの存在確率=40%
|Sa(精神)|^2≒0.6、|Sa(記憶)|^2≒0.4、|Sa(物質)|^2=0
精神=R 世界線、記憶=SG’世界線、肉体=SG’世界線で消滅


岡部は受精したかする直前なので、岡部とクリスの精神の世界線がずれている。クリスはまだ受精しておらず、精神だけの状態のとき。これより過去に戻ると、岡部もクリスも精神だけの状態で一緒にR’世界線に行く。

これとの反転対称性(実際にあった出来事を反転した出来事)から、

「R世界線に岡部だけがいる状態に、R’’世界線のクリスの映像と音声情報だけがだんだん見えてくる」

という描写が反転対称性のSG世界線デジャヴとなる。


以上から、R世界線の岡部だけのデジャヴは、

「生まれる以前の魂や精神の状態でクリスと岡部が一緒にいるR’世界線から、岡部が先に受精したことで、岡部はR’世界線、クリスはR世界線にいるようになるという、SG世界線で実際にあった出来事を反転した出来事」

のSG世界線デジャヴであったとなる。


(4)2005年の少年岡部と少女クリスがSG世界線のデジャヴであった理由

(2)(3)と同様に考える。

2005年の少年岡部と少女クリスのSG世界線のデジャヴと反転対称性にある前半のデジャヴ
=ラジオ会館にタイムマシンというα世界線のデジャヴ。「別の世界線では、可能性世界線では、実際にあった出来事」

これとの反転対称性から、2005年の少年岡部と少女クリスのSG世界線のデジャヴは、「SG世界線で実際にあった出来事を反転した出来事」である。

以下がこれに該当する。


1991年10月ぐらい(クリス受精)~1991年12月14日(岡部誕生)
=クリスと岡部が受精しており、二人ともお腹の中にいるとき
=SG’’世界線

岡部 の存在確率=75%
|Sa(精神)|^2≒0.25、|Sa(記憶)|^2≒0.75、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線

クリスの存在確率=25%
|Sa(精神)|^2≒0.75、|Sa(記憶)|^2≒0.25、|Sa(物質)|^2≒0
精神=SG’’世界線、記憶=SG’’世界線、肉体=SG’’世界線


岡部が先に受精していて、2ヶ月後にもうすぐ生まれる状態。クリスは受精してすぐの状態。二人ともお腹の中にいるときに、母親同士が出会っていたと推測される。

これとの反転対称性(実際にあった出来事を反転した出来事)から、

「2011年のクリスが2005年の岡部に会いにいくと、バーチャルリアリティデジャヴによりクリスも少女化する」

という描写が反転対称性のSG世界線デジャヴとなる。


以上から、2005年の少年岡部と少女クリスのSG世界線のデジャヴは、

「先に受精した岡部と後から受精したクリスが二人ともお腹の中にいるときに、母親同士が出会っていたという、SG世界線で実際にあった出来事を反転した出来事」

のSG世界線デジャヴであったとなる。


(5)2000年にSG→βのとき岡部の発熱が治る代償としてクリス死亡の理由

2000年前後にSG世界線からβ世界線へ の記事から、2000年前後にSG世界線からβ世界線へと移動して、岡部のRSが発現した。

そのとき、幸福量と不幸量の保存則により、岡部の発熱が治る幸福量の代償としてクリスが死亡することになる。


SG’世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ 2010年8月に重傷を負う
β世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ クリス死亡
α世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ まゆり死亡


しかし、β世界線において2000年時点や2010年にクリスが死亡するのを観測してα世界線に行くときまで、岡部とクリスはほとんど親しくもない。

TVアニメ1話時点でのβ世界線において、見知らぬ美少女クリスが岡部の発熱が治る代償として死亡しても、岡部にとってそれは取り立てて不幸であるという認識はない。

岡部の発熱が治るのは、岡部にとっての幸福量となるため、代償となる不幸量は岡部にとっての不幸でないといけない。

なのに、TVアニメ1話時点でのβ世界線では見知らぬ美少女クリスの死亡が、岡部にとって大きな不幸量になる理由がわからない。

しかし、前世や生まれる以前の状態があるとすると、その理由が説明できる。

つまり、以下のようにその理由が推測される。


「 映画のラストで同時にSG世界線に戻っていることの反転対称性から、前世において岡部とクリスは同時に死亡している可能性が高い。つまり、前世において、岡部とクリスは一緒にいたということである。

さらに、映画のラストとの反転対称性から、同時に死亡した以後から生まれる以前までの間、岡部とクリスは精神や魂だけの状態でR’世界線に一緒にいたと推測される。

実際に映画でのクリスコメントから、それ以来ずっとクリスは岡部を思い続けている。高い対称性から、岡部も前世や魂や精神の状態のときに、クリスのことを思っているはずである。それぐらい二人は深い仲で、おそらく強く愛し合う仲だったと推測される。

従って、岡部にとってクリスは、前世や生まれる前の精神や魂の状態のときから、自分の分身とも呼びうるぐらいに大事な大事な存在であった。

よって、TVアニメ1話時点でのβ世界線では、生まれる前の記憶や前世の記憶は忘れているので、クリスは見知らぬ美少女であるように思えるだけで、実は前世や生まれる前においてとても深い関係にあった。

だから、岡部の発熱が治る幸福量とつりあう岡部にとっての不幸量がクリスの死亡になるというわけである。 

また、2000年の時点では、前世や生まれる以前での深い関係からまゆりよりもクリスの方が、岡部にとって大事な存在である。だから、まゆりではなくクリスが死亡することになる。」


(6)2010年のβ→αでクリス生存の代償でα世界線のまゆり死亡の理由

(5)より、TVアニメ1話の時点から、前世や生まれる前の状態で深い関係にあったが、忘れているだけで、クリスは岡部にとってとても大事な存在であった。

そんな大事な存在であるクリスという女の子と等価となる存在は、岡部が幼い頃からの大事な女の子の友人であるまゆり以外にいない。

まゆりとも前世において一緒だった可能性も考えられる。

2000年のときと違い、2010年ではまゆりとの付き合いもかなり長いものとなっていて、岡部にとってクリスと同じぐらい大事な存在になっている。

よって、過去改変における幸福量と不幸量の保存則から、クリスが生存する幸福量の代償として、まゆりが死亡する不幸量を岡部は手にすることになったわけである。

α世界線:クリス生存 ⇔ まゆり死亡
β世界線:クリス死亡 ⇔ まゆり生存

β世界線のTVアニメ1話(2010年)の時点
・クリス = 前世や生まれる前の状態で岡部と深い関係にあった大事な存在
・まゆり = 岡部が幼い頃からの大事な友人

岡部にとっての大事さ: クリス ≒ まゆり


■まとめ

以上より、前世から映画までの世界線変動経路が正しいと仮定すると、謎がいくつも綺麗に解き明かされて、仮説が正しいことを強く示唆している。

また、前世や生まれる以前の魂や精神だけの状態があるとして考えると、反転対称性が完全に成立することも仮説の正しさを強く示唆している。

他にも反転対称性の収束から、始まりと終わりは同じところにあるという特徴を持つのがシュタインズゲートである。

①TVアニメの始まりと終わり
・SG(2000年)→・・・→SG(2010年)
・TVアニメの始まりは、β世界線のラジオ会館でクリスが死亡したことから始まる。
 終わりもまた、β世界線のラジオ会館で死亡したクリスを救出することで終わる。
・TVアニメ 1話のタイトル = 始まりと終わりのプロローグ
 TVアニメ24話のタイトル = 終わりと始まりのプロローグ

②映画(TVアニメ後)の始まりと終わり
・SG(2010年)→・・・→SG(2011年)
・SGに到達した最初に岡部とクリスが秋葉原で出会う
 SGに到達する最後に岡部とクリスが秋葉原で出会う

TVアニメ内、SG到達後の映画内だけの始まりと終わりだけでなく、そもそもTVアニメと25話と映画を全部含めた物語の始まりと終わりという、もっと大きな始まりと終わりが考えられる。

③TVアニメ+OVA25話+映画の始まりと終わり
・SG(1991年以前の前世で同時死亡時以前)→・・・→SG(2011年)
・岡部とクリスが前世でSG世界線で一緒に死亡して、生まれる以前の精神や魂だけの状態でR’世界線に一緒にいるところから始まる。
 岡部とクリスの視覚と聴覚(精神)だけが同じR’世界線デジャヴを見てSG世界線に一緒に復活して終わる。

このように前世や生まれる以前の精神や魂だけの状態があると考えると、綺麗にもっと大きな始まりと終わりがつながる。


他にもSGの数式から、死亡して肉体が消滅しても、精神と記憶は完全には消滅しないことが導き出されて、前世や生まれる以前が存在することの証拠となっている。


よって、前世や生まれる以前の魂や精神だけの状態があるなどを含んだ前世から映画までの世界線変動経路は正しいものと推測される。

なのでTVアニメ17話であったフェイリスの「前世」という話は、別世界線の話と考えるのが普通だが、実際にシュタインズゲートでは「前世」なるものがあるということになる。

2014年06月15日 15:00│Comments(0)

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