TVアニメ後半において、最後にSG世界線にたどりつきます。後半の世界線変動との反転対称性の収束から、2000年前後までいた世界線は、β世界線ではなくSG世界線でないとおかしいということになります。このことについて考察します。

■略語の意味

RS=リーディングシュタイナー

SG=シュタインズゲート

SG’
=SG 世界線という呼称で呼ばれているが、タイムマシンと収束と変動幅がある世界線。SG世界線への出入り口となる世界線でSG世界線に最も近いが、わずかにず れている世界線。RS獲得の代償がRSの能力者本人に行き、SG以外からSG’に来たときは収束により岡部とクリスが秋葉原の道で必ず出会う。

■TVアニメの最初にいた世界線はSG世界線である

SGの数式から、SGを構成する全ては反転対称性が必ず成立している。なので、世界線に関しても反転対称性が成立する。

参照:Steins;Gateの数式と導出される設定

前半の世界線変動+後半の世界線変動=0

TVアニメの後半の世界線変動= α → β → SG’ → SG

これとの反転対称性より前半は以下とならないといけない。

TVアニメの前半の世界線変動= SG → SG’ → β → α

このことを検証していく。


■根拠①:2000年のRS発動した後にジョンタイター

①β世界線でのタイムトラベラーのジョン・タイターは、2000年にアメリカの大手ネット掲示板に現れた。

②TVアニメ10話において、2000年問題が騒がれていた時期(1999年末か2000年始め)に岡部は発熱してRSが発現したと言っており、そのときの感覚はRSが発動した感覚と非常に似ていると述べている。そしてその後、発熱が治まっている。

このときの内容はα世界線でのまゆりと岡部の会話で、まゆりはα世界線の過去記憶で、岡部はβ世界線の過去記憶であるのに会話内容が一致しているので、α世界線とβ世界線でもこの出来事は同じように起こっていたことになる。


①より、少なくともタイムトラベラーのジョン・タイターが来た2000年の時点で、β世界線にいたことは確実である。

そして、2000年前後にRSが発現してそれ以降にRSが発動していないことと、2000年の次の大変動の年は2010年までないことから、2000年から2010年まではβ世界線にいたことが確定する。

②より、岡部は2000年前後にRSが発現している。同時に、RSが発動した感覚とそっくりの感覚だったと述べているから、このときRSが発動して世界線が動いた可能性が考えられる。

まるでそれを示すかのように、RS発動後に世界史上で初めて未来からタイムトラベラーのジョン・タイターが来て、その存在が明らかになる。

なお、1975年にも行ったとは述べているがその時には、その存在が明らかになっていない。

偶然の一致にしてはあまりにもタイミングが良すぎる。

すなわち、何かがきっかけで2000年前後にタイムマシンがないSG世界線からタイムマシンがあるβ世界線に移動したために、岡部のRSが発動してジョンタイターがやってきたと考えられる。


この考察はRSやSGの数式についての考察をする前の考察で、ずれたきっかけはRSの想いとトリガー行為で、それらによりSG世界線からSG’世界線にずれている。

岡部の誕生日である1999年12月14日にSG’世界線にずれており、ずれたことでRSが発現してその代償で発熱して、SG’世界線にいる年末まで発熱が続く。

2000年になったと同時にβ世界線に行き、発熱が治る。その発熱が治る代償としてクリスが死亡する。

~1999年12月13日 =SG 世界線
1999年12月14日 ~1999年12月31日 =SG’世界線
2000年 1月 1日 ~2010年 7月28日 = β 世界
           

■根拠②:SGの数式からくる反転対称性と対称性の収束

SGの数式から、SGを構成する全ては反転対称性と対称性が必ず成立している。なので、世界線変動や幸福量などに関しても反転対称性や対称性が成立する。


(1)世界線変動の経路の反転対称性と対称性

世界線変動の経路も前半と必ず反転対称性を持ち、映画と対称性を持つ。しかしながら、以下の世界線変動の経路を見てもわかるように、最初の世界線がSG世界線でないと、前半との反転対称性、映画との対称性が保たれない。

TVアニメの前半:β → α
TVアニメの後半:α → β → SG’ → SG

TV :β → α  → β → SG’ → SG
映画 :SG → 途中略 → SG


一番最初の世界線がSG世界線であると考えると、見事に前半との反転対称性、映画との対称性が保たれることになる。

TVアニメの前半: SG → SG’→ β  → α
TVアニメの後半: α  → β  → SG’→ SG

TV :SG → SG’ → β → α  → β → SG’ → SG
映画 :SG → 途中略 → SG


(2)岡部の状態の対称性

対称性の収束から岡部がSG世界線に行くときと、SG世界線から出て行くときでは、その状態が同じような状態になっているはずと推測される。

①24話で、β → SG’ のとき岡部は重傷を負う

β世界線 :クリス死亡 ⇔ 岡部は重傷を負わない
SG’世界線 :クリス生存 ⇔ 岡部は重傷を負う


②2000年のとき、岡部は発熱していたがRSが発動した後治る

2000年のとき、SG’ → β になったと考えると見事に、岡部の状態について対称性が成立する。

β世界線 :クリス死亡 ⇔ 岡部はRS発動後に発熱が治り後から重傷を負わない
SG’世界線 :クリス生存 ⇔ 岡部は発熱が治るが後から重傷を負う

SG’世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ 2010年8月に重傷を負う
β世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ クリス死亡
α世界線 :2000年前後に発熱するが治る ⇔ まゆり死亡


なお、岡部は発熱が治ったのを「シュタインズゲートの選択」と述べている。つまりその世界線での必然性、運命であり、世界線が変動したために必然的に治ったという意味に読み取れる。

以上から、24話でβ→SG’と行くと重傷を負ったのと対称性が成立しているので、発熱しているときはSG’世界線で、2000年にSG’→βと世界線が変動したと推測できる。


(3)始まりと終わりは同じところにある

反転対称性の収束から、始まりと終わりは同じところにあるという特徴を持つのがシュタインズゲートである。

TVアニメの始まりは、β世界線のラジオ会館でクリスが死亡したことから始まる。終わりもまた、β世界線のラジオ会館で死亡したクリスを救出することで終わる。

TVアニメ 1話のタイトル = 始まりと終わりのプロローグ
TVアニメ24話のタイトル = 終わりと始まりのプロローグ

終わりの世界線がSG世界線なのに、始まりの世界線がβ世界線ではつじつまが合わなくなる。

なので、TVアニメでの世界線変動においても、最初の世界線はSG世界線で、最後の世界線もSG世界線であると考えるのが自然である。

TVアニメの最初の世界線 = TVアニメでの最後の世界線 = SG世界線


■まとめ

(1)結論

以上から、TVアニメの最初にいた世界線はSG世界線であるという結論になる。

が、TVアニメ以前、つまり2000年以前もずーとSG世界線であることの根拠はなく、TVアニメの描写や言及からは、必ずしもわからない。

よって、以上の考察からここでの結論として、2000年前後にSG世界線からβ世界線へと変動し、少なくともTVアニメで描写または言及されている最初の世界線はSG世界線である、と結論づけられる。


【TVアニメでの世界線変動の経路まとめ】

~1999年12月13日 =SG世界線
1999年12月14日 ~1999年12月31日 =SG’世界線
2000年 1月 1日 ~2010年 7月28日 =β世界線
2010年 7月28日 ~2010年 8月17日 =α世界線
2010年 8月17日 ~2010年 8月21日 =β世界線
2010年 8月21日 ~2010年 9月 =SG’世界線
2010年 9月 =SG世界線


SG → SG’ → β → α  → β → SG’ → SG


このように考えると、以下のことが綺麗に説明できたり成立する。

①TVアニメの世界線変動の経路において、前半と後半で反転対称性が成立する。

②2000年に岡部にRSが発動した後にジョン・タイターが来たことは、SG世界線からβ世界線に変動したためと説明できる。

③2000年と2010年でのSG’⇔βでの岡部の状態の対称性が成立する。

④TVアニメ1話でのクリス死亡の原因は、2000年にSG’→βと変動して、そのときの幸福量と不幸量の保存則により、岡部の発熱が治ることの代償と説明できる。

⑤始まりと終わりは同じところにある特徴が、物語だけでなく世界線においても適用できる。

以上から、この結論は正しいと推測される。


(2)問題点

その一方でここでの考察から、以下の問題点があげられる。

①TVアニメでは世界線変動の経路において前半と後半で反転対称性が成立するのに、映画では前半と後半で反転対称性が成立していない。

【答え】

映画の世界線変動経路 ⇔ TVアニメ以前の世界線変動経路

すなわち、2010年のα世界線を中心にして、反転対称性が成立している。

参照:前世から映画までの世界線変動経路


②何がきっかけで2000年前後に、SG世界線からβ世界線に変動し、岡部にRSが発動したのか不明であること。映画でも何がきかっけでかつどのタイミングで、SG世界線からSG’世界線に変動したのか不明である。

【答え】

RSを発現する者の想いとトリガー行為でSG世界線からずれている。SG世界線からずれたことで、RSが発現する。

参照: リーディングシュタイナーが全原因と正体
参照:SGの数式で解き明かされる謎と具体例
参照:Steins;Gateの数式と導出される設定


ここでの問題点が、新たに他の考察が作成される全てのきっかけになっている。そして、答えが後から書き足されている。

つまり、この考察記事を作成したことで、新たに他の考察が全部作成されることになっている。SGの全容が明らかになったのは、ここでの考察と問題点からである。

2014年06月15日 12:49│Comments(0)

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