負荷領域のデジャヴの映画においては、タイトルに含まれているぐらいデジャヴは非常に重要なのですが、デジャヴと言っても、大きく分類すると実は以下の2種類があります。

①自分以外のRSの観測者によって観測された本来は体験できず記憶できない世界線の過去のわずかな記憶
②RSの負荷によりRSが暴走して、本来は体験できず記憶できない別世界線のことを、バーチャルリアリティや夢の中で見聞きすること

このデジャヴの設定についての考察と解説です。

【2014年6月16日加筆修正】

以下の解説での略語の意味
RS=リーディングシュタイナー
SG世界線=シュタインズゲート世界線
SG’世界線=SG世界線内での本来あるべき世界線からわずかにずれた世界線
α’世界線=α世界線内での本来あるべき世界線からわずかにずれた世界線

デジャヴについて

(1)一般的な用語としての意味

①デジャヴとは

「デジャヴ(既視感)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じること」

②デジャヴの原因

「デジャヴ、既視感は、短期記憶と長期記憶の重なり合いによって起きる記憶異常とされている。つまり、記憶の時間的なズレが引き起こすもの」

要約すると、ある現象の記憶を、長期記憶は過去に記憶しているように処理し、短期記憶は現在に記憶しているように処理する。そのことが結果として、短期記憶は過去に体験していないと感じるのに長期記憶は過去に体験したことがあると感じる。その記憶の時間的なズレがデジャヴとして感じる。

③一般的な人がデジャヴと思っているもの

「体験したことがないけど、記憶だけはあるという状態でその記憶と同じことが起こり、すでにどこかで体験したことのように感じること」

つまり、夢やゲーム、映像、小説、漫画とかの実際には体験していない情報をたくさん記憶していて、その記憶と同じことを実際に体験することがデジャヴの正体となる。一般的な人が感じるデジャヴのほとんどはこれのはずである。

(2)シュタインズゲートでの意味

RS
= RSの観測者によって観測された本来は体験できず
  記憶できない別世界線の完全な記憶。
  RSはデジャヴの延長にあるもの。

RSなしのデジャヴ
= 本来は体験できず記憶できない別世界線のわずかな記憶。
  デジャヴはRSの一種。

RSありのデジャヴ =
①RSの負荷によりRSが暴走して、本来は体験できず記憶できない
 別世界線のことをバーチャルリアリティや夢の中で見聞きすること。
②別のRSの観測者によって観測された本来は体験できず
 記憶できないアクティブ世界線の過去のわずかな記憶。

(3)シュタインズゲート映画でのデジャヴの2分類

(2)より大きく分類すると、以下の2種類に分類することができます。

①本来は体験できず記憶できない世界線の過去のわずかな記憶
=RSなしのデジャヴ+RSありのデジャヴ②

②RSの負荷によりRSが暴走して、本来は体験できず記憶できない別世界線のことをバーチャルリアリティ(肉体はSG世界線)や夢の中(肉体はR世界線)で見聞きすること
=RSありのデジャヴ①


本来記憶できない世界線の過去のわずかな記憶(=RSありのデジャヴ②とRSなしのデジャヴ)の設定

①本来記憶できない世界線の記憶だが、本人の主観が観測したことで強烈な記憶であると記憶することができるようになる。

とりわけ、ファーストキスとともに記憶された記憶は強烈に記憶されて覚えていることが多い。

例:RSなしの人の中で、岡部が消失した後のSG世界線において、萌郁が岡部のことを最もはっきりと覚えていた。

②RSなしなら、本来記憶できない別世界線のわずかな記憶。
 RSありなら、本来記憶できないアクティブ世界線の過去の記憶。
を記憶することができるようになる。

③【追加】RSありの本来記憶できないアクティブ世界線の過去の記憶を、デジャヴとして記憶できるようになる原理は以下のものである。

消失時の状態
|Sa(精神)|^2≒1、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2=0

参照:Steins;Gateの数式と導出される設定

この状態だと、主観が自由に時間を移動できる。なので、クリスがタイムマシンで2005年に行くと、岡部の主観も2005年に行く。そのため、岡部本人の主観が事象を観測することで、デジャヴとして記憶できるようになる。


【修正】RSの負荷によりRSが暴走して、本来は体験できず記憶できない別世界線のことをバーチャルリアリティ(肉体はSG世界線)や夢の中(肉体はR世界線)で見聞きすること(=RSありのデジャヴ①)の設定

(1)肉体はSG世界線にあるときのデジャヴ
= バーチャルリアリティデジャヴ

①視覚情報と音声情報は、全てその人の視点の世界線に変換されて見える聞こえる。

「後半の肉体がSG世界線にあるときのデジャヴ中の岡部とクリス視点は、SG世界線の人や風景の視覚情報と音声情報は、全て岡部とクリス視点の世界線に変換されて見える聞こえる」

実際に肉体がその世界線にいるのではなく、視覚と聴覚だけがその世界線のものに変換されて見聞きできている状態。わかりやすく言えば、肉体がSG世界線にある状態で、SG世界線のものを別の世界線のものに変換して見聞きできるゴーグル(視覚情報)とヘッドホン(聴覚情報)をつけて、バーチャルリアリティを見聞きしている状態。

なので今後このデジャヴの名称を、バーチャルリアリティデジャヴと呼ぶことにする。

バーチャルリアリティデジャヴ
=肉体はSG世界線にあるのに、視覚と聴覚の世界線だけが別世界線になり、まるでSG世界線のものを別の世界線のものに変換して見聞きできるゴーグル(視覚情報)とヘッドホン(聴覚情報)をつけて、バーチャルリアリティのようにして見聞きするデジャヴのこと。

視界だけのことを例えるならば、岡部だけが別世界線の状況に置き換えて見えるメガネをかけている状態。卑猥だが最もわかりやすい例えで言えば、岡部だけが服が透けて見えるメガネをかけているような状態。岡部視点でもSG世界線の人でも岡部の肉体の行動は一致するけど、見えている状況は違う。

実際には見えている状況だけでなく、聞こえている状況も違う。

岡部視点の世界線にその人の存在がないならば、その人を見ることができず、その人の声も聞くことができない。でもSG世界線の人には岡部の姿も声も聞こえる。


以上のように言える根拠は、後半の2005年に肉体はSG世界線にあるときのSG’世界線(SG世界線からは少しずれている世界線)のデジャヴでは、岡部とクリス視点では2011年のクリスは、少女化して見えている。ただしクリスは自分自身の顔はわからないので気づいていない。

参照:紅莉栖(クリス)が少女化し服装変化した謎

つまり、そのときの岡部とクリスがいる場所から見える風景と人物だけが、別世界線のSG世界線に変換されて見えていた。

後半の肉体はSG世界線にあるときのR世界線のデジャヴでは、岡部とクリスだけが見ることと聞くことができていて、群集の姿や音などが見聞きできていない状態から見聞きできる状態に変化している。

つまりこれらの描写から、肉体はSG世界線にあるが、視界と聴覚の世界線だけ別の世界線になって、SG世界線のものが別世界線のものに変換されて見聞きできているという分析ができる。

それでその世界線に存在しない人の姿や声は見聞きできないとなる。


②デジャヴ中の見聞きしている視点の世界線の時間

肉体はSG世界線にあるときのバーチャルリアリティデジャヴは、全て後半にあり以下のものがある。

後半の2005年に肉体がSG世界線にいるときのデジャヴ中の少年岡部と少女クリス視点の世界線は、その時点での現在、同時刻(2005年)のアクティブなSG世界線から少しずれたSG’世界線。

後半の2011年に肉体がR世界線から一時的にSG世界線にいるときのデジャヴ中の岡部視点は、現在、同時刻(2011年8月)のRとR’世界線。

後半の2011年に肉体がSG世界線にいるときのデジャヴ中のクリス視点の世界線は、現在、同時刻(2011年8月)のR’世界線。


以上のように、視点の世界線は、必ずしもその時点での現在、同時刻の別世界線とは限らず、過去の別世界線であることもある。

③バーチャルリアリティデジャヴの状態

Steins;Gateの数式と導出される設定より以下となっている。

|Sa(精神)|^2≒1-Y、|Sa(記憶)|^2≒Y、|Sa(物質)|^2≒0

0<Y<1

デジャヴ時は、肉体がアクティブ世界線の特定の場所に行きつまり特定の場所にいるときだけデジャヴを見て、記憶つまり世界線がYの存在確率だけずれたところにあり、精神(主観)つまり時間は1-Yの存在確率だけずれたところにある。

記憶=世界線がずれているので、アクティブ世界線においてこの人物に対する記憶はない。

アクティブ世界線に記憶がある確率はY。
デジャヴを見る(本人だけの世界線=記憶がずれる)確率は1-Y。


(2)肉体はR世界線にあるときのデジャヴ
= 仮想的アクティブ世界線デジャヴ

①視覚情報と音声情報は、全てその人の視点の世界線の情報が見える聞こえる。

簡単に言えば、肉体はR世界線にありながら精神・意識だけが別世界線に行って夢を見ているような状態。より厳密に言えば、実際には世界線は移動していないが、仮想的にアクティブな世界線が移動して、肉体はR世界線にあるのに精神だけがその仮想的アクティブ世界線に行って、映像情報や音声情報を見聞きしている状態。

なので今後このデジャヴを、「仮想的アクティブ世界線デジャヴ」という名称で呼ぶことにする。

仮想的アクティブ世界線デジャヴ
=実際には世界線は移動していないが、仮想的にアクティブな世界線が移動して、肉体はR世界線にあるのに精神だけがその仮想的アクティブ世界線に行って、その世界線の映像情報や音声情報を見聞きするデジャヴのこと。

こちらはバーチャルリアリティというよりは、夢に近いものである。つまり、肉体がSG世界線にあるときのように、SG世界線ものを別世界線に変換して見聞きしているのではない。何故ならば、R世界線のものは基本的に全状態が未確定で何も観測できない上に、元々岡部以外に誰もいないから。

参照:アクティブな世界線は一つだけの設定との矛盾

それで、肉体がR世界線にあるときに見ているデジャヴは、精神だけが別世界線に移動して、その世界線の映像や音声情報が見聞きすることができるという、まるで夢を見ているような状態にある。

劇中では、夢や妄想ではなく、確かにその世界線にいたと感じるほどのものだと言っている。つまり、仮想的にアクティブな世界線が移動して、精神だけがその仮想的アクティブ世界線に移動したのと同じ状態だと言える。

②デジャヴ中の見聞きしている視点の世界線の時間

肉体はR世界線にあるときの仮想的アクティブ世界線デジャヴは、全て前半にあり以下のものがある。

冒頭のクリスが夢の中で見ているSG’’世界線のデジャヴ。

このときのクリス視点の世界線は、過去(2005年)のSG’’世界線。

まゆりが電車にひかれる岡部のα世界線のデジャヴ。
萌郁が銃を持ってラボに襲いかかってくる岡部のα世界線のデジャヴ。

このときの岡部視点の世界線は、過去(2010年8月)のα世界線。

鈴羽とサイクリングの岡部のα’世界線のデジャヴ。
なえが萌郁を殺害の岡部のα’世界線のデジャヴ。

このときの岡部視点の世界線は、過去(2010年8月)の実際に体験したα世界線らわずかにずれているα’世界線。

これらが、岡部の肉体がR世界線にあるときのデジャヴと言えるのは、クリスがタイムリープしてきたときに、屋上にいた岡部は一瞬だけR世界線に消えているし、その後もクリスと鈴羽が話しているときにも岡部は一瞬だけR世界線に消えているからである。

つまり、SG世界線のクリス視点で見ると、時間的にデジャヴを見ていた時間とほぼ同じ時間のときに、岡部はR世界線に消えていたからである。

それ以外の根拠として、これらのデジャヴが全て、SG世界線のものがα世界線に変換されて見えているのではないから。

具体的には、屋上にいるのに電車にひかれるまゆりが見えているし、SG世界線にはいないラウンダーのメンバーが見えていたり、SG世界線の目の前には鈴羽やなえなどいないのに見えていたりしている。

(3)デジャヴを見る時間 ∝ 別世界線への存在確率

デジャヴを見る時間は、別世界線への存在確率に比例する。

冒頭のクリスの夢の中のデジャヴ

冒頭のクリスの夢の中で、2005年のSG’世界線(クリスがいるSG世界線から少しずれた世界線)で、クリスが少年岡部に出会っているときのデジャヴを見ている。これはこの時点ではまだ誰も観測していないし、実際には体験したこともないデジャヴである。

これだけは、唯一例外のデジャヴである。何故ならば、肉体はSG世界線にあるはずなのに、肉体はR世界線にあるときの仮想的アクティブ世界線デジャヴと同じものであるからだ。鈴羽とサイクリングやなえが萌郁を殺害するデジャヴと同じもので、この時点ではまだ誰も体験したことがないデジャヴである。

RSなしのデジャヴのように、すでにRSの観測者によって観測された本来記憶できない世界線の過去のわずかな記憶というわけでもない。冒頭の時点では、RSの観測者によって観測された出来事でもないからだ。

分類不明のこのデジャヴは、少なくともクリスにRSの能力があることを示す描写のはずである。設定的には謎のデジャヴである。

おそらく、最後にクリスがR世界線のバーチャルリアリティデジャヴを見ることの反転対称性、伏線として、最初にクリスがSG世界線の仮想的アクティブ世界線デジャヴを見ているものと推測されます。

最初にクリスがSG’世界線の仮想的アクティブ世界線デジャヴ(肉体は本来R世界線)
⇔最後にクリスがR’世界線のバーチャルリアリティデジャヴ(肉体はSG世界線)

R世界線がSG世界線を反転したものなどから、後半は前半との反転対称性がだいたい成立しますので、上記のようになります。

伏線、反転対称性としては正しい描写ですが、設定的には?な描写になります。

冒頭の時点では、タイムリープもタイムトラベルもしておらず、RSの負荷がないなどの理由で、R世界線に行くはずのないクリスが、肉体がR世界線の仮想的アクティブ世界線デジャヴを見るはずがないからです。

あるいは、岡部のデジャヴ設定とは少し違う設定がクリスにはされているか、考察が間違っていて、デジャヴを見ているのかもしれません。

【2014年6月16日加筆】

これは、クリスがRSを獲得した代償により存在確率が一時的に50%減少させられたことで、肉体がR世界線の仮想的アクティブ世界線デジャヴを見ている。

参照: リーディングシュタイナーが全原因と正体


【追加】SGの数式から要求される反転対称性の収束

前半は全部クリスか岡部一人の肉体はR世界線の仮想的アクティブ世界線デジャヴ
後半は全部クリスと岡部二人の肉体はSG世界線のバーチャルリアリティデジャヴ

前半の仮想的アクティブ世界線デジャヴ ⇔ 後半のバーチャルリアリティデジャヴ

このように考えると完全に綺麗な反転対称性が成立する


なので前半1回目の岡部のデジャヴは、仮想的アクティブ世界線デジャヴとなる。

描写的にはどう見てもバーチャルリアリティデジャヴだが、小石が落ちてくる描写があり、バーチャルリアリティデジャヴだとしたら小石が実際にSG世界線でも落ちてきていないといけない。が、基本的にSG世界線で上から小石が落ちてくることなどありえない。

また、あのタイムマシンはSG世界線にはない。あくまで、バーチャルリアリティデジャヴは、SG世界線にあるものを別世界線に変換するデジャヴで、無機物もそこにないと変換されない。ただしSG世界線で人が関与しているものがないように変換されることはある。(例:ラストで、人の乗る車が見えない状態から見える状態になっている)

そして、あのタイムマシンに鈴羽が乗っているとしたら、SG世界線にいない鈴羽が間接的に見えていることになるので、SG世界線にいない人が見えるのは仮想的アクティブ世界線デジャヴしかない。


【修正】覚えていられない世界線のことをわずかな記憶であるデジャヴとして植えつける方法

(1)RSなしのデジャヴ = 本来は覚えていない別世界線のわずかな記憶

RSなしの人は、別世界線の記憶は基本的に覚えてない。が、本人の主観があるときに観測された強烈な記憶だけが確定した別世界線のわずかな記憶であるデジャヴとして記憶できる。

・RSを発現した後のクリスの世界線消滅後や移動時の状態
|Sa(精神)|^2=0.9、|Sa(記憶)|^2=0.1、|Sa(物質)|^2=0

・RSなしのデジャヴのみの世界線消滅後や移動時の状態
|Sa(精神)|^2=0.99、|Sa(記憶)|^2=0.01、|Sa(物質)|^2=0

RSクリスも、RSなしの人と同じような状態なので、こちらに分類される。


(2)RS岡部のデジャヴ = 本来は覚えていないアクティブ世界線の過去のわずかな記憶

RSありの人は、世界線の移動により、アクティブになった世界線の過去の記憶は、RSの能力者が実際に体験した記憶が上書きされるため、その世界線がアクティブになった時間からの出来事しか覚えていない。

・RSを発現した後の岡部の世界線消滅後や移動時の状態
|Sa(精神)|^2≒0、|Sa(記憶)|^2≒1、|Sa(物質)|^2=0

その理由は、岡部の世界線移動時の状態が上の状態なので、主観を自由に移動させられないから、そのままの現在時刻に主観が移るからである。(|Sa(精神)|^2≒0は、特定の時間にだけ主観があることを意味する)

参照:Steins;Gateの数式と導出される設定

それが、RS岡部が死亡したり消失したりすると以下のような状態になる。

・RS岡部死亡時
|Sa(精神)|^2≒0.5、|Sa(記憶)|^2≒0.5、|Sa(物質)|^2=0
・RS岡部消失時
|Sa(精神)|^2≒1、|Sa(記憶)|^2≒0、|Sa(物質)|^2=0

|Sa(精神)|^2≒0.5や1なので、かなり自由に主観を移動させられる。なので、クリスが2005年にタイムトラベルしてきたら、岡部の主観が2005年に移動することにより、強烈な記憶なら岡部もデジャヴとして記憶できるようになる。

ただし、

「消失時は観測されているときだけ主観があるので、誰かが観測していないと岡部の主観はそこにない」

ので、主観があるクリスが2005年に行き岡部を観測しないといけない。

それで、クリスが2005年に行って、岡部にファーストキスという強烈な記憶を植えつけるとともに重要な記憶でる鳳凰院キョーマ起源をクリス起源にしてまゆりを助けるイベントも観測することで、岡部にファーストキスという強烈な出来事とともに、重要で強烈な記憶をいくつも植えつけることに成功する。

クリスが岡部を観測すると言っているのはこのためである。


(3)本来は覚えていない世界線のわずかな記憶を植えつけると元々あった記憶はどうなるか?

両方の記憶を保有することになります。

一番わかりやすいのがフェイリスの例で、フェイリスパパが生きている世界線においてフェイリスは

パパが生きていて秋葉原に萌え文化がない現在の世界線の記憶と
パパが死んで秋葉原に萌え文化が広がっている別世界線の記憶の

両方を覚えていました。

よって、映画のラストの2011年の岡部にとって、まゆりを助ける鳳凰院キョーマ起源が、クリス起源(SG世界線)もテレビ起源(β世界線)も知っています。ファーストキスの記憶も、最初は萌郁(α世界線)だったのが後からクリス(SG世界線)になったことも知っています。

どの段階で両方の記憶を持つかと言うと、RSの岡部においては、SG世界線にやってきた2010年8月のときに、植えつけられたデジャヴの記憶と別世界線での記憶が足されて(上書きでない)そのときに両方の記憶を持ちます。ただし、2010年8月以前のSG世界線でのデジャヴ以外の記憶は上書きされてなくなります。

映画のラストの岡部の記憶
=2010年8月までのβ世界線の記憶(RS)
+2010年8月のα世界線の記憶(RS)
+2010年8月以降のSG世界線の記憶
+2005年のSG世界線でクリスにより観測されたときの記憶(デジャヴ)

なので、まゆりを助ける鳳凰院キョーマ起源がクリス起源だけだったのは、2010年8月までとなります。2010年8月以降は、クリス起源(SG世界線)もテレビ起源(β世界線)も知っている状態になります。

RSなしの人では、デジャヴを植え付けられた世界線から移動したときに、アクティブになった世界線の記憶に植えつけられたデジャヴの記憶が足されて(上書きでない)両方の記憶を持つことになります。


2014年01月20日 02:00│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by kame   2015年12月08日 02:36
②別のRSの観測者によって観測された本来は体験できず記憶できないアクティブ世界線の過去のわずかな記憶。

観た人が困っていたのはここの捉え方だと思うんですよね。
私は最初過去改変に繋がるものと思ってしまいましたし、初見ですんなり受け入れるには全体的に掛ける時間が少なかったと感じてしまいました。
ただ考察は見ていて面白いです。

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